獣医さんの車です!かわいいでしょう?
獣医さんからの帰りに寄ったホスピスのチャリテイーショップで、ケベックの写真集の本を見つけました。猫を家に送ってから、この本を持ってお茶をしにでかけ、そこで私のパートナーに写真集を見せながら少しケベックの思い出を話しました。でもあまり興味なし!今日はちょっと風邪が強いなかでの外でのお茶でしたが、ケベックの懐かしい写真をみながらうれしいひとときでした。
では、モントリオールの夏休みーその6をスタート!キッチナー/ウオータールーからストラットフォードまでの(できればモントリオールまで!)お話です。
キッチナーの駅では、私の曖昧な記憶によると、あのナイアガラの滝でお世話になったベッド&ブレックファストの息子さんが、キッチナー周辺に住んでいるということで、そこのお母さんが、「ぜひ会って!駅に来るように連絡するから」 とかなんとかで、会うことになっていたのでしたが、姿はどこにも見えなかった。。。という結果でした。
現在の時刻表を見てみると、私たちがキッチナー/ウオータールーで過ごしたのは、ほんの数時間だったようです。息子さんらしき人も見当たらず、マーケットをみてその周辺を散歩してから、ストラットフォードの街へ。
ストラットフォード(Stratford)は、キッチナー/ウオータールー(Kitchener/Waterloo)のすぐ北のあたりにあります。
キッチナー/ウオータールーからストラットフォードまでは、トロント行きの電車に乗って、37分しかかかりません。
27年前もたぶん同じような時刻表だったと思います。なぜなら、ストラットフォードに到着したのは、日が暮れていたのを覚えているからです。ストラットフォードの駅のライトが、プラットフォームを照らしていました。
夜のストラットフォードの街は、こんな感じでした。
ストラットフォードに寄ることになったのは、トロントからキッチナーに向かう電車の中でこの街で、ちょうど今開催されているというシェイクスピアフェステイバルを勧められたからでした。勧めてくれた人は、そのフェステイバルでシェイクスピア劇のステージに立つという人でした。(セミ?)プロの演劇の俳優だったか女優だったか。。。そんな人たちの一団が乗っていたのでした。誰とでも気楽に親しく話し、おもしろそうなことに興味をもつ友人、ブレンダさんは、「こんなチャンスを逃すことはない!ストラットフォードで数日滞在しよう!」ということになったわけです。「えええええ!。。。。」としぶしぶその決断にしたがった私。先がまったくわからない旅になってきた気分に。。。
ストラットフォードについては、何も知らずに滞在を決めたわけですが、名前からも想像できるように、とても英国的な街でした。ストラットフォードというのは、シェイクスピアの出身地、Stratford-upon-Avonの名前からとられてものだそうです。街にはエイボン川もありました。ちなみに、ニュージーランドも昔はイギリスの植民地。英国系の白人が多く住む南島のクライストチャーチも英国的な街です。そしてそこを流れる川もエイボン川と呼ばれます。
ストラットフォードの中心街(この写真は冬ですが!)
今、ネットでこのストラットフォードについて調べてみると、なかなか素敵なところであったことがわかります。でも、85年の夏に私が知ったことは、この街は、シェイクスピアの悲喜劇を上演するというフェステイバルで有名だということ。そして覚えている事は、数あるステージのうちから「パイレーツ」という喜劇のステージを観劇したこと。とても大きな会場だったことをおぼえています。たぶんこの会場は、シェイクスピアフェステイバルシアターという建物だったのでしょう。でも会場は一つだけではなかったような気もします。
シェイクスピアフェステイバルシアター
入り口の前には、ロボットっぽいシェイクスピアの像があります。
シアターの中
パイレーツのステージ
こんな感じで観劇していたのでしょうか。でも記憶では、もっと近くでステージを見上げるようにパイレーツの船のシーンを観ていたように思うのですが。もしかすると私が観た会場はまったく違うところだったのかも!
シェイクスピアフェステイバルのオフィシャルサイトにあったビデオを観てみて下さい。ストラットフォードの街のこともわかりますよ。宿泊したB&Bは、シアターのあったクイーンズ公園に近いところで、エイボン川のほとりにあったと思います。花でいっぱいの公園を散歩したことを覚えています。
Stratford shakespeare Festival
Discover All Stratford Has to Offer ビデオ
このビデオによると、シアターは、全部で4つあるそうです。やはり!私の行ったシアターは、紹介したシアターではなかったのかもしれません。「パイレーツ」を観劇した後は、電車で出会ったシアター俳優の人たちが祝杯?をあげているパブにおじゃまして一緒に飲んで(私はジュースだった)華やかな雰囲気が素敵でした。
ところでルネの情報は?
フェイスブックのpassion siamrdのルネの思い出のページで見つけた、かわいらしいルネ。日本に来ていた頃のルネですね。みたこともないようなルネのお宝とも言える写真やビデオが公開されているので、その度に、ケベックのファン、英語圏のファン、そして日本のファンの方達と一緒に喜んだり思い出話をしたりしていますよ。
ストラットフォードでルネの話題?またはニュースを聞いたと思いますか?いえいえ、まだルネについて知っている人には、会いませんでした。なんてことなのでしょう。同じカナダ、それもだんだんモントリオールに近づいているのに。。。ルネは、85年の頃には、ケベック州だけで活動していたようです。だから、ルネのことは、ケベック州の人以外あまり知る人はい ないようでした。ルネのレコードも、ストラットフォードには、なかったのです。英語圏のカナダとフランス語圏のカナダ(ケベック州、オタワの一部)では、まったくちがう2つのカナダということが私の胸の中にもひしひしと伝わりはじめたのでした。
ルネと妹のナタリーが85年にデユエットで歌っていた Fais pas la queulaのビデオです。これは、ケベックシテイのセントローレンス川で撮影されてものだと思っていましたが、facebookのケベックのルネファンによると、フランスで撮影されたものだとのこと。
photo@chantal mandeville/ chantal lachapelle
85年のルネと妹のナタリー。ナタリーは、このとき、小さい子供たちに大変人気のあるテレビ番組をしていたりもしていました。この写真は、ナタリーの大ファンであるfacebook のお友達、 Chantal Lachapelleさんより、シャンタル博士のコレクションをシェアしていただいたものです。
やはり、今週もモントリオールには、たどり着けずに終わってしまいました。。。でも、いよいよ来週はモントリオール編がスタートです!自分でも楽しみです。
ルネについては、ほとんど書く事ができませんでしたが、読んでいただきありがとうございました!
riko auckland/nekonomiminoura/しゃむねこ