31.8.08

ニューヨークのルネ

今週は、英語圏の雑誌で紹介されていたニューヨークでのルネの記事をお届けします。 はじめにルネの最新情報ですが、先週紹介していたセリーヌデイオンのコンサートにでかけた家族との記事と同じような写真ですが、Rene et Nathalie Simardグループで紹介されたのでその写真を載せておきます。やはり、ルネの息子オリビエの隣にいるのは、オリビエのガールフレンドでした。名前はベロニクだそうです。そして ルネの娘ロザリーの隣は、ボーイフレンドのセバスチャン。彼のとなりにいるのは、彼の母親のニコルです。


l'Echos-vedettes magazine photo from Passion Rene et Nathalie Simard
merci beaucoup!



ニューヨークのルネ


この英語の記事は、1976年に16マガジンに掲載されたものであると思います。このグループニュースサイトで以前から紹介している英語圏でのルネについての記事、またルネシマールショーについての記事、そして先週のルネアンジェリル氏とセリーヌデイオンに関する記事などを読まれればわかると思いますが、ルネは、この頃英語での曲のヒットさせ、アメリカでの進出を目標に活動していました。ルネシマールショーの番組がcbcで決定される前後には、アメリカのabcでの番組制作が考えられていました。そのことが決まるまでの間、abcは、ルネに、いろいろなトーク番組への出演を約束していました。

この雑誌によると、ニューヨークを訪れたのは、ルネにとってこの時が初めて。そして、ニューヨークでの目的は、Howard Cosell のショーであるSaturday Night Live (1976年)という番組への出演でした。Howard Cosellは、abcでボクシング番組のコメンテイターとしても活躍しており、この頃、ルネも実際に会ったモハメッドアリ氏とは、親友のようなおつきあいもしていたそうです。ルネとモハメッドアリ氏の対面はもしかするとこの人の紹介でなのかもしれないと考えると興味深いです。また、モントリオールオリンピックのボクシングの担当でもあったそうです。


ニューヨークのルネ




ルネの生涯の中でとてもワクワクしたことの一つは、初めてニューヨークを訪れたことでした。Howard Cosell のショーに出演するためでした。ニューヨークでのルネのスケジュールは、リハーサルや録画のためにとても忙しいものでしたが、今まで話しに聞いていたり、ずっと夢見ていた場所などのいくつかを見ることができました。幸運な事に、16マガジンのカメラマンがルネのその素晴らしい瞬間をとらえることができました。


これは、プラザホテルの近くにある有名な「ピューリッツァーの噴水」の前のルネです。ルネは、回りにある摩天楼を眺めて素晴らしがっているところ。



ルネには、観光客に人気のある馬車に乗る時間はありませんでしたが、この馬と挨拶をすることはできました。




セントラルパークの入り口に近いベンチでリラックスしたルネは、時計を見ると10分のうちに街の向こう側に行かなくてはいけないことを思い出しました。



Cosell氏のショーが録画されるエドサリバンシアターは、ここから近い距離にあります。そこでルネは、公園を通って近道をすることに決めました。フランス語で「オルボアー(さようなら)、そして英語でSee you next timeと言って出かけて行きました。


Saturday Night Live (Howard Cosellのショー)からの映像


フランス語で「雨にぬれても」を歌って登場したルネ。ボクシングのコメンテイターとしても有名なHoward Cosellは、ルネをボクシングの選手登場のように紹介しています。ビデオは下記のリンクで楽しむことができます。

Howard Cosell のショー、Saturday Night Liveに出演したルネの姿が見られるビデオ(1976年)始まって3分後ぐらいです。これは、ルネのデビュー25周年(1996年)を記念しての番組で、日本とアメリカで活躍していたころの思い出を話しています。他のアメリカの有名なトーク番組でのルネの様子も見ることができます。ルネの習いたての英語も可愛らしいですよ。




thank you to casey!


ルネが20才になり、あたらしくレコードを出したとき、そのレコードといっしょにルネが送ってくれたブックレットがありました。その中におさめられている写真の中にモハメッドアリとの写真があります。なおこの写真と同じか似たような写真がメープルメイツの最後の会報誌の総集編のなかでも紹介されていますので、この写真もあとで紹介いたします。この写真の説明では、ルネがモハメッドアリに会ったのは、14才となっています。ルネは、15才か16才であったような気もしますが。。。

 

24.8.08

セリーヌデイオンのコンサートでのルネと家族

雑誌Échos-vedettesで紹介されたルネと家族の写真を紹介しましょう。出かけたのは、モントリオールで9年ぶりに開かれたというセリーヌデイオンのコンサートの初日(8月15日)でした。これは、taking chances world tourのコンサートの一つであるようです。


写真に写っているのは、左から、ルネの息子のオリビエ、女の子は、オリビエの友だちでしょうか。そしてその隣は、ルネの夫人マリージョセのお母さんクローデット、ルネの娘ロザリー、ロザリーのボーイフレンドのセバスチャン、その隣の女性は誰なのかわかりませんが、セバスチャンのお母さんかもしれませんね、顔が似ています。そしてルネとマリージョセ。


雑誌の画像提供は、
Passion Rene Et Nathalie Simard グループより。
merci beaucoup!


この記事の写真をみたケベックのファンの間では、息子のオリビエが、ますますルネに似てきたと話題になっています。私も同感です。

今年は、ケベックの特別な年です。ケベックが誕生して400年目を迎え、今年はそのお祝い行事が開かれています。セリーヌデイオンは、ルネと家族が楽しんだコンサートの翌週である8月23日に、そのお祝い行事のひとつとして催された野外でのフリーコンサートも行いました。

Celine Dion wishes Quebec City a happy 400th birthday at concert



セリーヌデイオンとルネ

セリーヌデイオンとルネは、同じケベック州出身であるという他にもいろいろと縁があります。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、セリーヌを見いだしマネージャーそしてプロデユーサーとして彼女を一流の歌手に育て上げ、そして現在では、彼女の御主人でもあるルネアンジェリルは、ルネのアシスタントマネージャーそしてプロデユーサーでもあった人です。ルネが1974、75年に日本で活躍した時代にもルネと一緒に来日していました。

ルネと仕事を続けたのは、ルネがアメリカとカナダでの英語圏での活躍をしていた時までのようです。英語圏での交渉役は、英語があまり上手でなかったマネージャーのgcに代わり、アンジェリル氏が担当していたようです。Passion Rene Simard Au JaponのメンバーであるCaseyさんがyoutube にアップしている"million dollar baby"でも質問に英語で答えているのは、アンジェリル氏です。

アメリカのレコード会社との契約がうまく行かず、英語圏でのルネの活躍が少なくなってきた時期にルネとの仕事を離れ、セリーヌを本格的に売り込み始めていきます。この時期のことをセリーヌを歌手として育てて行く様子を綴った本「making celine dion」の中で興味深く書かれています。この本の中でルネの事について書かれている部分は、いずれ日本語訳をして紹介したいと考えています。多くのページが下記のサイトで読めるようになっていますので紹介しておきます。


Making Celine Dion by Jean Beaunoyer, Jean Beaulne





またルネは、セリーヌデイオンとも共演していることがたびたびあります。

ルネとセリーヌの共演ビデオ at ADISQ

このビデオは、1998年、ADISQの司会のセリーヌデイオンと授賞式で共演しているルネです。

ADISQとは、Quebec Association of the Recording Industory, entertainment and videoのことで、毎年この団体が主催する、その年活躍した芸能界の人たちへ授賞式があります。ルネは、1991、92年そのショーの司会を勤めています。また1984年には、"Comment Ça Va"という曲のヒットで、Felix 賞をこの式で受賞しています。


ルネが2003年にリリースし最新アルバムとなっている"Hier... Encore"の中で
"quand on s'aime"という曲をセリーヌとデユエットしています。ビデオで紹介されていますのでお聴き下さいね。

Rene Simard and Celine Dion sings JAZZ "Quand on s'aime"




このアルバムは、Amazon.caで購入する事が可能です。



17.8.08

レミゼラブルのプレミアでのルネと家族/ナタリーの結婚

仕事のほうがすっかり忙しくなり、紹介したいと思っていたルネの最新ニュースを3週間もアップしないままになってしまいました。今回は、その記事をアップいたします。また、ルネの妹ナタリーが引退先のドミニカ共和国で、8月7日に結婚をいたしましたので、その様子がわかる雑誌からの記事も合わせて紹介いたしましょう。



ルネがモントリオールオリンピック讃歌(フランス語版)をオリンピック委員会らしき人たちの前で歌っている様子がyoutubeにアップされましたので、お楽しみください。オリンピックの公式ソングであったにも関わらず、開会式をはじめ、実際のオリンピック関係のメデイアでも、ほとんど使われる事の無かったルネのオリンピックソングに関わる話しなど、以前の記事で紹介していますので合わせて読まれると興味深いと思います。




レミゼラブルのプレミアでのルネと家族
雑誌7joursとle semamineからの記事。
記事の写真はpassion rene et nathalie simard グループより

以前にルネのプロデユースしたショーの数々の会場にもなっていたキャピタルホテルのステージで開催されたレミゼラブルのプレミアを訪れたルネと夫人のマリージョセ。そして17才になった娘のロザリーと子どもの時からの親友であるジェイドも一緒にプレミアを訪れました。

記事の中でルネは、cirque du soleilのショーのプロデユースの仕事のためにその会場となる予定のマカオから帰国したばかりであること、そしてその仕事や経験を素晴らしいと思っている事などを話しています。この記事のルネの話によると、マカオでのルネの制作によるcirque du soleilのショーは、2009年の8月からスタートのようです。その間、ルネは、マリージョセと5ヶ月間マカオに住み、娘のロザリーと息子のオリビエも2回ぐらいマカオに来ると語っています。




「ルネシマール、中国(マカオ)から帰国」 「中国語(マンダリン)を習っているの」マリージョセ
雑誌 le semaineの表紙より


ルネもマリージョセの中国語(マンダリン)を習っているそうです。 二人ともとても難しいと話しています。

娘のロザリー。17才になりすっかり大きくなりました!



ロザリーの親友、ジェイド、そしてルネとマリージョセ



ナタリーの結婚

芸能界から引退し、ドミニカ共和国に暮らしているナタリーは、8月7日に交際していたLevis Guayと結婚しました。雑誌le semaineの記事の様子から、盛大な式の様子がうかがえます。





娘イブとナタリー