26.8.12

モントリオール1985年の夏休みーその19(Ottawa 1)

 先々週のあらすじ

今週は、先々週の記事の続きのお話。その記事は、モントリオールのルネとナタリーのファンクラブ(インターナショナル)のオフィスで、そこで働いていたニコルさん、ヘレンさん、そしてファンクラブの会長として仕事をされていたジャンピローテさんと会ったことについてでした。そのジャンさんに、数日後にナタリーとルネのコンサートが2晩、オタワであるということを知らされ、そのコンサートに招待していただけるというところで記事は終わっていました。

オタワへ




オタワ (Ottawa)は、バンクーバーからモントリオールまでの大陸横断鉄道で、通り抜けていたと思っていましたが、路線をもう一度見てみると、オタワは含まれていなかった事に気づきました!だから、ルネのコンサートを見るためにオタワに向かったのが、オタワとの最初の出会いだったのだと思います。

オタワまでは、モントリオールから数時間かけてやはりVIA Canada Railで出かけました。まだパスが有効でしたから、お金をかけずに行くことができました。オタワは、ご存知のようにカナダの首都。ルネのコンサートが開かれたのは、National Arts Centre (NAC)というパフォーマンスセンター。この会場からチューリップとroyal mounted policeで有名な国会議事堂は、すぐそこでした。国会議事堂もNational Arts Centreもその横には、Rideau Canalという運河がながれていて、河川敷は、コンクリートできれいに整理されていて、素敵な地域でした。運河には観光用ボートが浮かび、それにのって付近を観光もすることができ、そして運河に沿って、しゃれたレストランやショッピングモールなどが並んでいたという記憶が強く残っています。


 National Arts Centre (NAC)

それまでオタワには、大きな劇場がなかったために、オタワ市がカナダ政府に市庁舎が建っていた土地を寄付してこの劇場の建設が進められたそうです。1963年から計画が進められ、46億カナダドルの費用をかけて建設され、1969年6月2日にオープンしたこの劇場は、2006年からカナダ国定史跡の建物に指定されています。


  
The NAC is Born - 02.06.69 - Le CNA est né (youtube)

National Arts Centreが出来るまでの興味深いビデオを発見!この劇場の歴史を感じさせませすよ。ルネとは直接関係ないんですけれど!


 National Arts Centre Ottawa, Canada (youtube)

このビデオは、ちょっと古そうですが、それでも劇場の内部などを見ることができます。入り口付近は、とてもなつかしいです。まさしく、私が入って行った入り口です。その付近には、ルネとナタリーのコンサート用のポスターが貼ってあったと思います。大きい物ではなくて白黒のB5くらいのサイズでした。そのポスター、実はけっこうたくさんいただいてきてしまいました!それは、来週お見せいたしましょう。








 photo@national arts centre



このNational Arts Centreの写真が、私が覚えている劇場のイメージにとても近いです。夏の季節に撮られた写真だからでしょうね。


左上に国会議事堂の建物が見え、その下に少し写っているのが、National Arts Centreです。
「Centre? 変なスペルじゃないの?」と思われている方がいるかもしれませんが、カナダもそして私の住むニュージーランドも使われている英語は、イギリス英語。だからスペルも日本で学ぶアメリカ英語とはすこし違っているものがあります。このcentre(センター)もその一つ。centerではなくて、 centreです。 


Rideau Canal (youtube)

運河のビデオ。この運河は北アメリカで一番最初の作られた運河であること、冬になると凍結し、世界で一番大きなスケートリンクになること、その大きさは。90ものホッケーリンクの大きさと同じであることなど説明しています。

私が宿泊することにしたのは、この劇場の近くにあったYWCA。 YMCAの女性版です。安くてきれいで劇場にも近かったところだったと思われます。そして着いたその夜にルネとナタリーのコンサートの一日目があったと思います。そしてコンサートが終わってからの一日か二日ぐらい、国会議事堂またその周辺の観光をいたしました。ショッピングモールでは、ルネのレコードをレコード屋さんで見つけることも普通にできるという嬉しさもモントリオール同様に味わいました。

コンサートの様子、そしてその時の自分の気持ちを落ち着いてじっくり書きたいと思うのですが、今日は、なんだかその気分になれません。そんなふうに書ける時間がないこと、そしてその記事を書いたら、今までしばらく続いてきた、「モントリオール1985年の夏休み」の記事 が終わることなどを考えると、やはり最後は、もっときちんと書きたいと思うのです。

ということで。。。国会議事堂周辺を観光した時の写真があるので、 それをアップして今週の記事のしめくくりを始めましょう。


帽子をかぶって、水色のシャツを着ているのは、国会議事堂でガイドツアーをしてくれたおじさんだったと思います。グループに分かれてのツアー。おじさんと私がいるのは、たぶん一番高いところにある時計塔の場所。写真は、モントリオールへの旅行アルバムからの一ページを写したものです。


          
         Parliament Hill Ottawa, Canada (youtube) 



  
Et tu dances avec lui (youtube)
1985年の発売されていたルネのアルバム Et tu dances avec luiのプロモーションのビデオの用です。もうすぐコンサートでこのようなルネの姿を観ることができるのですね!コンサートのステージに現れたルネは、本当にこのようなまだ若いルネでした。24才のルネですね。(ということは、83年に日本に来たルネは、22才。。。うーん、若かったんですね!)

先週末から今週は、うちの猫のことばかりで大変だった気がします。おかげさまで今は落ち着いています。最後に、最近、フェイスブックのpassion simard のページで紹介された、ルネのファンからのリンクの画像があります。ルネとレジスがそれぞれに犬と猫を抱いている昔懐かしい写真です。ルネは、なんだかナタリーに良く似ていて、そしてレジスはお姉さんのリンによく似ている感じがします。 ルネの犬や猫が病気になった時には、やはりとても心配していたのでしょうね。でも、現在のルネは、猫アレルギーとかで、猫は(たぶん犬も!)飼っていないとのこと。

 では、また来週!

 photo@passion simard





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