24.9.12

モントリオール1985年の夏休みーその23(Ottawa 5 ルネとの時間1)



ファイナルエピソードを楽しみにしていたみなさまへ


この記事をずっと読んでいただいていたみなさまは、きっとこの週末にこのエピソードが終わると思っていた事でしょう。私も思っていました。。。けれども、次の週末といっても金曜日の朝ですが、急に日本に行くことになりました。この日本行きのことと、仕事が休暇前の追い込みの時期に重なって、この週末は、午前1時15分の現在までの時間まで仕事を続けなければなりませんでした。この記事は、日本へ発つ前までには、仕上げたいと考えています。下にあるのは、以前に少し書いておいた事ですが、その部分だけを今夜は、アップして眠りたいと思います。そして、続きを最後まで書いて日本へ行きます。


それから、ジョセフ君が、フェイスブックで日本のファンの次のリクエストに答えて下さり、ルネの日本でのファーストコンサートのライブ盤の中で何を話していたのかを英語に訳してくれましたので、それを日本語でご紹介しておきましょう。


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ルネとの時間



ずっと続いていたこの「モントリオール1985年の夏休み」の記事も、その23となり、この23回目で最終回となります。(たぶん!)そして、私がこれから書こうとしている記事の内容は、先週までの記事を読んでいただいていたならば、覚えていらっしゃると思うのですが。。。オタワでコンサート後、「楽屋でルネ本人に会う」ということになったのでした。コンサートに招待してくれた、ルネとナタリーのファンクラブの会長だったジャンピローテという方が、このルネとの時間を計画してくれていたのでした。
 

ですから、今回の記事は、ルネに会ったことについて。そして、目近に見る、そして言葉を交わした24才のルネは、私の目にどう映ったか、そして私が感じたことなどを書いて行きたいと思うのです。ルネと会った時間は、たぶんそれほど長い時間ではなかったのだと思いますが、そのことで、それ以後の自分の気持ち、大げさに言えば、生き方への姿勢などにもとても影響を受けたと考えています。こうして記事を書き始めても、27年前に感じた事、思った事、そして27年後の今、その時思った事を振り返って、考える事など、どのくらいうまく表現できるか不安です。でも、この時点で、自分の気持ちや思い出になるべく正直にかけたらいいと思います。そう思う反面、ルネの心の奥深くまでのことを、そのとき私が感じたこととして、本当に書いてもいいのか、私は書きたいのかということをまだ自分自身に問いかけています。


オタワでルネに会う以前に、83年にルネが第12回東京音楽祭のゲストプレゼンターとしてナタリーといっしょに来日していた時にも、会う機会がありました。まずその時の私の気持ちからお話させて下さい。このお話をすれば、オタワでのルネに会った時のことが自分の気持ちの中でよく説明できそうな気がするからです。


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photo@ebay

photo@maple mates fan club magazine 2nd issue 1994




ファーストコンサートライブ盤の中でのルネのお話

ルネがこのライブ盤の中でお話をしている箇所は、3つありました。 最初のお話は、オーバチュアの後で「僕の国へおいで」を歌い、その終わりでルネが挨拶を始めたところでした。

ルネ:こんばんは!こんばんは!(ファンの「こんばんは」がよく聞こえず、また)こんばんは!(そしてやっとファンが大きな声で「こんばんは」!)
ルネ:英語で "GOOD!" 
ルネ:僕は、日本が大好きです。今回が二回目の来日です。でも、僕が日本に来る時には、いつも何か起きるんですよ!最初に来た時には、モンスーン(梅雨)の季節でした。そして今回は。。。(意味不明)。。。(ジョセフ君の聞き取りでは、ルネは、ここで、なぜか「小さな橋」があった  というようなことをいっていますが。。。でも、私が以前に誰かに訊いた時には、台風のことを言っているのでは?ということだったのですが。。。明日、職場のフランス語の聞き取りが出来る人にまた訊いてみましょう)
ルネ:小さな橋といえば、次の歌をうたいましょう! 英語で " RAIN DROP" 「雨にぬれても」! 




2つめは、 「雨にぬれても」の後に、デビュー曲の「ロワゾウ」(鳥)を歌うまえに、話しています。

ルネ:僕が次に歌う2曲は、カナダでの最初の歌です。一つ目は、「ロワゾウ」と言って、マネージャーのgcが僕を有名にしてくれた歌です。(この前にルネは、この2曲は、僕がステージで作った曲というような説明もしているというジョセフ君でしたが、少し?という感じがします)これが、この2曲の歌の説明です。では、歌いましょう。

3つめのお話は、「廃墟の鳩」を歌う前です。ルネのお話の後は、「廃墟の鳩」「小さな命」そして最後に「ミドリ色の屋根」。

ルネ:次の2曲は、どちらとも村井邦彦さんが作ってくれた歌です。


この訳は、なんだか不安です。。。明日また調べてみましょう!


Thank you, Merci beaucoup, Josef!  ありがとう、ジョセフ君!




photos@maple mates fan club magazine 2nd issue 1974





午前2時16分です!みなさま、おやすみなさい。

riko auckland





16.9.12

モントリオール1985年の夏休みーその22(Ottawa 4 コンサートでのルネのお話)



ルネとオールブラックス


今夜は、ニュージーランドのラグビーのナショナルチームである、「オールブラックス」というチームと南アフリカのナショナルチームである「スプリングボックス」との大きな試合が南島の一番下に位置するダニーデンという街で開催されました。この試合を観ないで、ルネのコンサートの記事、しかもきっとこの「モントリオール1985年の夏休み」の最後になるはずの大切な記事を書こうと思っていたのですが。。。。いつものようにスプリングボックスは、とてもラフ(乱暴で激しい!)な試合内容をスタート!ハラハラドキドキということになり、セカンドハーフで、11対8まで追い込まれた状況になり。。。もう何も手につかなくなり、腰をすえて観るということにしてしまいました。結果は、21対11で、オールブラックスが勝利でした。ホッといたしました!


 オールブラックス対スプリングボックス


ニュージーランドの代表的なスポーツであるラグビー。こちらの子は、4、5才の頃からラグビーチームに入り、裸足でかけまわってラグビーになじんでいくようです。学校でもラグビー部に所属し、ファーストフィフテーンになっている男の子たちは、(女の子のチームもありますけど)他の生徒のあこがれの的ということになり、ヒーローになります。ですから、オールブラックスに入るのが夢!という男の子がたくさんいます。オールブラックスは、男の子だけではなくて、ニュージーランド中の人たちのあこがれ、ヒーローなのです。そして、オールブラックスの選手の言動や行動は、大げさにいえば、「常にきちんと正しくあれ」というような考え方を、ニュージーランドの人たちは持っています。とくに、多くの(特に男の)子供は、「そのような尊敬すべき大人になる」というような想いを持っています。見方によって違うかもしれませんが、ニュージーランド人のメンタリテイと言うのは、結構日本のそれと似ていると思います。

ニュージーランドには、他の国と同じように、いろいろな国からの移民で成り立つ国になりつつあります。ですから、時には人種差別からくると思われる言動、行動などでギクシャスすることもあると思いますが、このオールブラックスの存在があるとき、試合がある時は、そんなことは、忘れて、一致団結、みんなが一つになって応援するんです。みんなで歓声をあげるとき、勝利したとき、胸がジーンと熱くなるんですよ。そして、結局は、オールブラックスやニュージーランドのことがみんな大好きなんだなあと実感させられるのです。

なぜ、オールブラックスのことを話したかというと、今夜の試合が終わって、ホッとした時、ルネとルネのファンの私たちのことを考えたんです。なんだか、似ているんじゃないのかなあと。。。一人一人みんな、ものごとやルネに対しての気持ちや、考えが違っていたとしても、ルネのことが大好きだから、ルネを通して一つになれるのだなと。そして、オールブラックスに感じるのと同じようにというか、それ以上ですよね!それ以上に、ルネは、私たちの胸を熱くさせた、させてくれているんだと思うのです。それに、「言動や行動が正しくあれ」(これは、いろいろな意味で)とか、「尊敬すべき大人になる」という想いを抱かせてくれたのも、私がルネに感じたこと、感じていることの大切な一つの事実なのです。


今夜は、ルネと会った時間について書くのをやめます。その代わりに、コンサートの中でルネが一体どんなことをフランス語で話していたのか。。。とっても興味がありますよね!27年もの間、理解する機会がなかった、またはあきらめていたのですが、ジョセフくんが、とてもていねいに英訳してくれたんです。ですから、ラグビーの試合が終わった後、それを日本語に訳してみましたので、紹介することにします。


merci beaucoup beaucoup à Josef! 




コンサートでのルネのお話

オープニング:Celebration (Kool & the Gang )フランス語

 
ルネは、踊りながら歌っています。 

 
2- Far from over ( Frank Stallone) 英語

あいさつとバンド、コーラスの紹介。そして会場に来ていたお母さんとレジスの紹介

「今晩は、みなさま。みなさんと今夜、このように一緒に過ごせることがとても嬉しいです。今夜は、一緒に楽しみましょうね。ダンスや、歌、そして音楽などいろいろとご披露します。いつも、ショーの時には、僕と一緒に仕事をしていて、僕がとても愛している人たちを紹介することにしているんですよ。では、紹介しましょう!皆さんは、僕のRSVPというテレビショーを観てくださっているかどうかわかりませんけど。。。(コンサートの観客が拍手をしています。)」



photo@rene&nathalie fan club international vol.2 no.2 1984
gift from fan club

ルネのファンクラブ(当時)の会報にあるRSVPのショーの記事


R.S.V.P

1984年から87年まで、ルネがホストを務めていたバラエテイショーのこと。TVAというテレビ局のネットワークで放映されていました。R.S.V.Pは、René Simard vous présente のこと。「ルネが貴方に贈るショー」という意味。このショーのビデオをyoutube   で探してみました。ケベックのルネの大ファンのマリエルさんが沢山 アップしてくださっています。


Chanson thème de l'émission R.S.V.P. 1985

PSVPのテーマソングを歌うルネ。ステキです!


RENE SIMARD -MEDLEY CLAUDE FRANCOIS 

(RSVP 1985)


RENE SIMARD & MICHELE RICHARD 

LE TEMPS NOUS PRESSE (RSVP 1984)


Celine Dion as Carmen - L'amour Est Enfant De Bohême 

(Live at RSVP 1985)  

ルネがコンサートの時にも着ていた衣装で、17才のセリーヌデイオンを紹介しています。

1985年、セリーヌデイオンは、まだ17才!そしてルネのプロダクションから離れたルネアンジェリルがもうセリーヌデイオンのマネージャーをしていました。 というより彼女を見いだして成長させたのが、ルネアンジェリルだったのです。ルネの当時のマネージャーとは、ちがって、ルネアンジェリルは、セリーヌの曲の多くをオリジナルで作っていた人。そして「ルネのアメリカ進出で苦い経験をしたルネアンジェリルは、このことから多くのことを学び、セリーヌを世界的に有名な歌手にさせるために成功した。」と自叙伝の中で語っています。もちろんこのことだけが、セリーヌの成功の理由ではありませんが、ルネアンジェリルとルネの当時/元マネージャーの人間性の違いがよくわかるお話を本の中で書いているように思えます。



「では、はじめにパトリック、ラフレッシュ、そしてアンドレ、パーカッションは、リュック、ドラムは、ピエール、ギター(バス)は、シモンとギルス。皆さん、拍手をして歓迎して下さいね。」

「それからボーカルグループのスタックス。RSVPのショーにも出演しているのでご存知かもしれませんが、エリーズ、マリオ、そしてルイーズ。ブラボー!今夜一緒にこのショーにいてくれてありがとう!」

「そして、ダンサーのルイーズラピイエールのダンサーのスージー、フランス、サミュエル、ジョアンヌ、ブリジットとクリスチン。あれ、だれかのこと忘れたかな?忘れなかった?ああ、よかった!パーフェクトですね!(拍手)」

「それから、僕をいつも助けてくれて、僕の生涯の友人のリュック カーロンを歓迎して下さい。僕のショーにこんなに大勢で来てくれて僕のために仕事をしてくれてありがとう!」


 photo@un homme concert booklet/gift from rene

この人がリュックカーロン(Luc Caron)です。ルネとは、ずっと長い間、一緒に仕事をしてきた指揮とピアノを担当していた人。RSVPのショーでもルネがお世話になっていたそうです。ルネのどんなコンサートのライブを聴いてみても、必ずルネが Luc Caron!とていねいに紹介しているのがわかりますよ。 


「僕の母が、観客席のどこかにいることを皆様にもお知らせしておきたいと思います。ママ、どこにいるの? ああ、あそこです。友人や親戚の人たちと一緒に座っています! 」

「それから、僕の兄のレジスもきているはずなんですが。レジス、どこ? あああ、いた!あそこに!レジスは、皆さんに紹介してほしいと言っていたんですよ。婚約者と一緒です。レジスと婚約者には、もうすぐ赤ちゃんが生まれるんです!」

「それでは、お互いのことを知ることができたので、次の歌をうたってショーを続けましょう。」


3- Femme libérée (Cookie Dingler) *フランス語

曲の合間のルネの問いかけ 

「今夜この会場には、いろいろな制約から開放された自由に生きる女性はいるでしょうか?」

 4- Hello (Lionel Ritchie)英語

5- Sous le sunlignt des tropiques (Gilbert Montagné)*フランス語

6- Careless Whisper (Wham) 英語

7- Wake me up before you gogo (Wham) 英語

曲の合間のルネのおしゃべり


「この歌は、歌わずにはいられませんね。(多分すごくヒットしていた曲だったから、ルネがこう言っているのでしょう。) 皆さん、手を上に上げて手拍子をして下さい。皆さんの声/手拍子がもっと聴きたいです。はい、手を上にあげて!大丈夫?」

 8- Coeur de rockeur (Julien Clerc)フランス語

ルネと観客のやりとり

ルネ:皆さんにも僕と一緒に歌ってほしいです。皆さんが歌っているのを聴きたいです。
ルネが歌い始めます。でもお客の乗りが今ひとつ。。。そこでルネは。。。
ルネ:あああ、だめだめ!だめ!
皆さんはロックンローラー魂を持っていますか?いるんでしょう!
客:はいいい!
ルネ:ロックンローラー魂ですよ!
客:はいいい!
ルネ:皆さんが歌わないなら、何度でもこの曲を始めからやりなおしますよ!
客:はい!
ルネ:じゃ、続けましょう、みんなで一緒にね!


 photo@own collection gift from friend in quebec


ロックンローラールネ! 

ルネは、アメリカ進出を目指していた頃、当時のマネージャーがエルビスの大ファンで会ったことから、エルビスプレスリーのコンサートに出かけたことがあったそうです。その時のエルビスは、体重がとてもふえていて、健康も害していたため、ステージでもほとんど動けなかったとか。これは、現在では、セリーヌデイオンのマネージャーそしてご主人でもあるルネアンジェリル(1976、77年あたりまでルネのサブマネージャー的な存在で、ルネが日本に来ていた時にも、ルネと一緒でした。)の自伝本の中に書いてある事です。そしてそんなエルビスプレスリーに、ルネはあまり興味を示さなかったとも書いてあります。この後、ルネはケベック州を中心とした活動にうつり、エルビスプレスリーの曲がたくさん入ったアルバムもリリースしています。そしてまた、そのずっと後年に、エルビスストーリーというミュージカルの制作にも関わっていました。エルビスを大好きでしかたがなかったのは、ルネよりも、当時のマネージャーだったようです。



 René Simard-Escale à Memphis

ルネは、メンフィスというエルビスプレスリーの曲を集めたアルバムを出しています。そしてこの映像は、メンフィスまで行って、スペシャル番組を作ったときのもののようです。





Michèle Richard - J.Farago - R.Simard - Le monde est fou du rock'n'roll 

「ロックンロールしているルネ」 の映像が他にもyoutube で観ることができますよ。ルネと一緒にツイストを楽しまれては!?

 

ルネ:「今夜のショーは、僕たち二人のためにあるんですよ。僕とあなたのために。このショーは始まったばかりです。エンデングまでには、まだずっと時間があります。」

「さきほど、僕は皆さんに、ロックンローラー魂があるかどうかと訊いていたんですが。。。皆さんは、ロックンロールが好きですか?僕は大好きなんです。」


(ここでルネが少しふざけて、冗談を言っています。)


「ロックンロールの時代は、いろいろなグループがいましたね。ママス&パパスとか、そして The Plattersとか。少し前に、コーラスのスタックスを紹介しましたが、このボーカルグループが、ママス&パパスのヒット曲を歌います。皆さんが、僕のテレビショー、RSVPを観たなら、きっと、このボーカルグループが僕のショーのとても大切な才能のある発見となったことが分かるでしょう。 この若い4人は、ケベックシテイからやってきました。では、マリオ、エリーズ、マリーズ、ルイが僕と一緒にママス&パパスの大ヒット曲を歌うので聴いて下さいね。」



photo@marille morin
merci beaucoup à Marielle!


メドレーのスタート

9- Only you (The Platters)英語

10- In the world? よくわからない曲。メドレーの中で短いパートがあった曲

11- California Dreamin(Papas&Mamas)英語



 「では、次の曲なんですが。。昨日、ダンサーたちが、間違ってステージの上で踊ってしまったんです。僕たちは、いつもなら、ショー(あるいはこの曲)をアリーナでするんです。でも最近のお客は、ドレスアップしているので、たぶんツイストのダンスをしたくないだろうと思っていたんです。ところが、昨日のお客さんたちは、みんなこのツイストダンスに参加してくれたんですよ。とっても素晴らしかったんですよ。今夜来て下さったみなさんにも同じようにツイストに参加してくれたらとっても嬉しいです。みなさんは、ツイストダンスが好きですか!?みなさん、じゃ、立ち上がって下さい。はい、そして手拍子をして!」


  photo@own collection gift from friend in quebec


 12- Rock and roll (Elvis)*英語

13- Great balls of fire (Elvis)*英語

14- Blue suede shoes (Elvis)*英語

15- Johnny be good (Chuck Berry)英語

16- (???? translation from a succes)?よくわからない曲です。。。

ルネが腰をどのようにまわしてツイストするのかを私たちに見せてくれています。

 17- Let's twist again (Chubby Checker)*英語

18- Comment ça va*ルネのオリジナル(だと思います。この曲は、前年大変ヒットした曲)

「みなさん、もっと大きな声で僕と一緒にうたって!」

19- Just a gigolo ( David Lee Roth)*英語

この歌がおわって、子供が一人、ステージのルネにお花を もって来ました。

ルネ:「あああ、ありがとう。本当に感謝します。いい子だね。お名前は?」
子供:「キムです。」(女の子)
ルネ:どこに住んでいるの? そして電話番号も教えてくれる? (会場から笑い)
ルネ:今夜は、お母さんたちと来たの?
キム:ちがいます、おばさんと。
ルネ:来てくれてありがとう!ナタリーのことが大好きなの?
キム:そうなの。
ルネ:僕もナタリーのことが大好きですよ。そして彼女のことをとても誇りに思っているんですよ。本当にコンサートにきてくれてありがとう。すごく嬉しいです。


そして、他のファンもお花を届け始めました。



  photo@flower facebook


このあたりから、ルネの語りかけがとても誠実であり、心がこもっているなと感じたルネのお話が始まります。ルネがこのコンサートの最後の歌をうたう直前に話したこと。文字だけで読むと、なんだかけっこう誰でも言えるようなことと感じる方もいるのかもしれません。でも、実際にルネの語りかけを聴いていると、ルネのお父さんが亡くなる数年前に書いた本の中で語りかけているように、誠実さとあたたかさを感じるのです。ルネのそんなところは、ルネ自身の努力、人間性と、そしてきっとお父さんの持っていた本当の人柄を受け継いでいるのだと考えるのです。


ルネ:「あああ、(キスの嵐!)やっぱり僕のことを思ってくれている人がいるとわかってました! あああ、ありがとう!すごく嬉しいですよ!昨日も、お花をたくさんいただきました。これは、すごく嬉しいことなんです。だって、みなさんが、自分の大切な時間をつかって、僕たちのために、僕たちのことを想いながら、お花を選んで、もってきてくれるんですから。心から感動を覚えているんですよ。新聞で、レポーターが、今夜もたくさんお花をもってくるファンがいるだろうと書いていました。本当に素晴らしいことだと感謝しています。ありがとうと1000回ぐらいいいます。(会場から笑い)みなさん、コンサートに来てくれて本当にありがとう!

ルネ:あああ、そこで、子供が寝てしまっていますね。。。子守唄を歌っていたとは思ってなかったんだけど。。。(ルネは大笑い)でも、すごく素敵な寝顔ですね。きっといい気持ちで寝ているんでしょうね。」


「では、みなさんへ、僕の心の底からのお礼として、この(最後の)歌をうたいます。」

 20- Fermeture (Dan Hill 'Sometimes When We Touch') *


ルネ:さようなら、みなさん。来年も会いたいです。スタントンファミリー、ナタリー、そしてコーラスやバンドのみなさんに感謝したいです。ステージに来て下さい。このコンサートを実現させてくださった全ての人たちに感謝いたします。来てくれてありがとう!

スタントンファミリーは、ナタリーの休憩時間に、ステージで何曲か歌を披露した子供バンド。きょうだいバンドでした。ナタリーとスタントンファミリーのコンサート部分は、今回の記事では、紹介していませんが、先週の記事に少し書いています。ルネのバラエテイショー、RVSPでも歌を披露しているビデオを発見!86年の映像ですから、この子たちも85年より成長して見えます。


Famille Staunton à l'émission RSVP en 1986 - Chanson de Noel


La famille Staunton - Self Control - Ma blonde m'aime - She works hard for her money - Tension Attention (RSVP 1985) 

これは!ルネのコンサートでも、歌っていた曲、Self Controlがありますね!しかも85年の映像。ボーカルをしていた女の子のことは、よく覚えています。



皆さんのことが、大好きです。さようなら!また次の機会に会いましょう!コンサートのために働いていて下さった人たち、リチャード ミチョープロダクションの方たち、ありがとう!みなさん、ありがとう、来年会いましょう! 


photo@rene&nathalie fan club international magazine 1984
gift from fan club


RSVPの打ち合わせ中のルネ。こうやって、舞台裏で、沢山の人との努力が、すばらしいステージを作り上げるのですね。




では、来週こそ、ルネと楽屋で会った時間のお話をさせていただきますね!読んでいただいてありがとうございます。

riko auckland



9.9.12

モントリオール1985年の夏休みーその21(Ottawa 3 ルネのコンサート)

 さて、書きますよ!。。。といっても。。。全部書けるかな。。。

やっとここに座って、今夜の記事を書き始めました。もっと早い時間に書いてしまおうと思っていたのに、やはりなんとなく、書くのが「怖い」または、「不安」というようなおかしな気持ちがして、時間を延ばし延ばしにしていたように思います。でも、先週、この記事に関する自分の気持ちを書け、その後、フェイスブックの「ルネシマール」という日本語で日本のルネファンのお友達と話すことができるページで、ルネのファンのお友達の嬉しい感想を聞く事ができたので、とてもすっきりした気持ちで今夜の記事と自分にむかえます。ありがとうございました、みなさま!


 では、みなさま、ルネ(とナタリー)のコンサート、いよいよ開幕です!


ルネとナタリーのコンサート

ナショナルアーツセンター オタワ 
1985年7月29日 月曜日/30日 火曜日 午後8時開演


 National Arts Centre (ナショナルアーツセンター)

ルネのコンサートが行われたのは、この中にある Southam Hallまたは、オペラステージと呼ばれる一番大きなホール(wiki によると、座席数は、2323席)だと思っていたのですが、今ネットでその写真などを見ると、座席数897席の現在、The Theatreと呼ばれるホールだったのかもしれません。オーケストラは、ステージの下にいたのではなくて、ステージ上だったのですから。


このポスターは、初日の7月29日のためのポスターというより、チラシです。会場になった ナショナルアーツセンターの入り口付近に置いてあったチラシでした。

サマータイムが導入されているカナダの夏の午後8時ですから、まだあたりはそれほど暗くなくてすこし夕方になりつつあるという感じの時間。バックパックで旅行していた私は、すてきなドレスなどというものは持っていなくて、持っている物の中で「こぎれいな洋服」という感じの服装でYWCAを出た記憶があります。でも服装よりも、緑の多い通りを胸をドキドキさせながら歩いていたことをよく覚えています。ルネを見る事ができるということもでしたけど、本当にジャンピローテに会うことができて、コンサート会場に入れるのだろうかということを先ず心配していました。

そして、ナショナルアーツセンターに到着。チラシを発見!だれもあまり興味をもっていないようなチラシだったのか、まだたくさんあって、ひんしゅくをかわない程度に何枚もいただいてしまいました。そして、ジャンに言われた通りにチケットブースのところでジャンを待っていました。周りを見てみると、たくさんの子供連れのお客さんがいたように思います。というか、ほんとはあまり、どんなファンがそのあたりにいたのか覚えていません。開幕の8時まであと少しにせまり、胸のドキドキは、頂点に達しようとしていました。ほんとうに、このどこかにルネがいて、そしてジャンは来てくれるのだろうかと。。。


 真ん中の男性がジャンさんです。


 すると、ジャンがニコニコして向こうのほうからやってきたのでした。

ジャン:ちゃんとこれましたね!
私:はい、これました!今日は本当にありがとうございます!ルネのコンサートを見れるなんて、まだ信じられませんよ。
ジャン:ははは。でも本当にルネのコンサート!もうすぐルネを見ることができるんですよ。
私:はい!(これ以上ないという笑顔。。。だったような)
ジャン:コンサートが終わったら、またここで僕をまっていてくれる?
私:はい?はい、わかりました。じゃ、この同じところでまっていますね。
ジャン:オーケー!じゃ、これが今夜のチケットです。はい、これ!
私:はい、ありがとう!

 というような会話をしてジャンは、またコンサート会場の楽屋方面へ姿を消しました。

チケットをよーく見て。。。ほんとにルネのコンサートのチケット!あの会場の扉を開くとルネにつながっているのだわ。。まるで「夢のトンネル」のように感じたのをよく覚えています。さて、では、扉を開きましょう!



この写真を見ると、ルネのコンサートがあったのは、まさしくこの会場だったのだと思います。私の座席は、なんとステージの前の座席で、前から2列目、しかも真ん中というとっても素晴らしい席だったのでした。(ありがとう、ジャン!)

うわあ。。。と思いながら、座席に座り、周りを見てみると、やはり子供を連れた人たちが多くてびっくり!しかもフランス語を話す人たちばかりでした。わざわざケベックから来たのでしょうか。そしてどうして、このコンサート会場をオタワに選んだのか。。謎ですけど。そして子供たちのお目当ては、ルネではなく、このコンサートのもう一人の主役のルネの妹のナタリーでした。以前の記事で、ナタリーがこの当時、いかに子供たちに人気があったか、ということをお話していたと思いますが、このコンサートにもナタリーのファンが大勢来ていたのでした。ルネのファンは。。。?きっと後ろの方にいたのかもしれませんね。でも私の印象は、この小さな子供たち(2才さいから6才ぐらい!)が、ルネのコンサートをどのように楽しむのだろう!?という何か不思議なものでした。さあ、いよいよ、コンサートの開幕です。第一部は、もちろんルネのコンサート!あああ。。。

フェイスブックのケベックのファンのお友達の中で、このコンサートに来ていたのは、今わかっているだけで二人いました。しかも、一人は、私のことを覚えているという。。。!(なぜか。。。)

あああ、ステージからは、音楽とコーラスが聞こえてきました。オープニングの曲は、なんと、Kool & The GangのCelebration!フランス語で歌っていました。ルネがステージに登場!83年の時とそれほど変わっていない様子のルネ。でも、ステージ上のルネは、とても華やかでダイナミックです。あああ、ルネだわ。。ルネ。。。もう言葉にうまく言い表せないほど胸がキーンとなってきました。。この曲が終わると、近くにいた小さな女の子が、「ブラボー!」などと私の代わりのように言ってくれていました。私は、一言も「ルネー!」とも言えませんでした。。。ただ胸を押さえて見つめるだけでした。



オープニングのルネ(たぶんオープニングの頃)

ルネの衣装は、このようにピカピカ輝く華やかなものでした!広いステージ上をダンサーの人たちと踊りながら、歌うルネ。。。なんだかスクリーンのルネの観ているような錯覚になりましたが、本物のルネだったのです。

オープニングの曲をyoutube  で見つけました。残念ながらルネがこの曲を自分のアルバムの中で歌ってはいません。Kool & The GangのCelebration をルネが歌っていると想像して聞いてみて下さい。(むずかしい!?)


Celebration (Cool & The Gang)


ルネは、この曲のあと続けて次の曲を歌い始めました。その曲は、83年にジョントラボルタがしたサタデーナイトフィーバーの続編のStaying  Aliveの中で Frank Stallone (シルベスタースターローンの弟だそうです)が歌っていた曲、「Far From Over」でした。 ルネはこの曲を英語できちんと歌っていましたよ。下の写真のようにダンサーの女性たちと踊りながら。そして、これはどの曲をうたっている時だったのか、ルネが座席の中までやってきて、すぐそこで歌ったこともありました!うーん。。。ほんとうは、握手か何かしたいと思いましたが、ルネが一生懸命歌っているので、それをさえぎることはやめました。2つの写真は、同じアルバムのページにある写真をまた写真に納めたものです。コンサートのプログラムらしきものが貼ってありますね。このプログラムをみることができないのが残念です。きっと曲目なども書いてあったのでしょう。

 コンサート一日目のステージ。踊っているのは、たぶん(が多いのですが!) Far from over, そして観客席に来て歌っていたのは、バラード。どの曲だったのか。。。もしかすると最後近くにシャッターを押していた自分の音が入っているので、Fermertureだったのかもしれません。




 John Travolta - 1983 - Staying Alive - Intro 

このビデオのジョントラボルタのように、ルネは、踊っていましたよ!本当に!笑 もちろんルネの衣装は、このようではありませんでしたけど! 

そして、この曲のあと、ルネが挨拶を始めて、コーラスやバンドのメンバー、そしてずっとルネのコンサートのバンドの指揮をとったり、ピアノを演奏しているLuc Caronなどを紹介。その後、会場の座席に来ていたルネのお母さん、お兄さんのレジスなどを紹介。 ステージから観て、右側にある斜めの席のほうにいました。

「お母さんどこに座っているの?ママ?あ、いた!」
「あ、レジスも来ている、兄のレジスです!」

そして次の曲は、ルネのアルバムにも入っている 'Femme Liberee' (オリジナルは、Cookie Dingler)。楽しいリズムの歌。ルネの(オリジナルな)曲だと思っていたのですが、そうではなかったんですね。この後の歌は、ライオネルリッチーの ' Hello' 。ルネは、大人になってもやはりバラードの曲がとても似合っているなあという感じでした。そしてそんなルネを観ながら、83年の東京プリンスホテルであった東京音楽祭前夜祭のパーテイ会場で、音楽祭出場歌手としてエントリーしていたライオネルリッチーとルネとナタリーが一緒に立ってお話または、写真などをとっていたのを2メートルぐらいのところで見ていたのを思い出していました。そしてライオネルリッチーは、その第12回東京音楽祭のグランプリを受賞。あの懐かしいルネのグランプリのトロフィーと同じトロフィーをそのライオネルリッチーにプレゼンターとして渡したのは、ルネとナタリーでしたっけ。。。

83年の来日のページの特集が入っている、ルネとナタリーのファンクラブインターナショナルの会報表紙

 会報の来日特集ページの一ページ目。トロフィーをライオネルリッチーに渡しているナタリーの写真があります。このときの東京音楽祭のステージを客席で見ていたのでした。ルネもいっしょにステージに上がったはずなのですが、この写真はナタリーのみが写っていますね。ルネは、右側にいたのでしょうか。。


  83年の来日時のルネ。これは、前夜祭のパーテイ会場というより、たぶん音楽祭当日だったのではないかと思います。パーテイ会場には、ルネを追い求めていたという人は、数人だったような気がします。そしてルネは、ナタリーと歌い終わった後、間もなく、ナタリーが水疱瘡にかかってしまって熱っぽかったので、ホテルの部屋へ早めにつれて帰っていましたから。


できれば、ルネの歌った曲を一曲ずつよく説明して行きたいと思ったのですが、このペースで行くとおそろしく時間がかかってしまうので、次の曲から簡単に説明して行くことにします。フェイスブックのページでは、できるだけオリジナルで歌われているルネの歌った曲のリンクをシェアしています。youtubeに、ありますので、探してみて下さいね。

では、始めからルネの歌った曲のまとめです。ルネのオリジナルでない曲は、(   )でオリジナルで歌っている歌手の名前を書いておきます。見ると気がつかれると思うのですが、ルネがこのコンサートで歌った曲は、たとえルネのアルバムの中には入っている曲であっても、ルネのオリジナルではない曲がほとんどでした。これは、元マネージャーの考えと指導によるものでルネ自身の曲の選択ではないそうですけれど、ルネのアルバムをみると、オリジナルな曲は、近年まで数えるほどしかなかったということに気がつきます。*印の曲は、ルネのアルバムの中でレコーデイングされている曲です。

なお、この曲目のリストを調べるためにナタリーのファンのジョセフくん、そしてどうしても思い出せなかった曲のタイトルなど、私のパートナーまで がお手伝いしてくれました。ありがとう、ジョセフくん!merci beaucoup à Josef!
 

オープニング:Celebration (Kool & the Gang )フランス語
2- Far from over ( Frank Stallone) 英語
あいさつとバンド、コーラスの紹介。そして会場に来ていたお母さんとレジスの紹介。
3- Femme libérée (Cookie Dingler) *フランス語
 4- Hello (Lionel Ritchie)英語
5- Sous le sunlignt des tropiques (Gilbert Montagné)*フランス語
ワムの曲をここから2曲。懐かしい。。。
6- Careless Whisper (Wham) 英語
7- Wake me up before you gogo (Wham) 英語
おはなし
8- Coeur de rockeur (Julien Clerc)フランス語
おはなし、そしてコーラスとのパパス&ママスの曲のメドレーのスタート
René singing with Elyse, Marco, Maryse and Louis for Mama's and Papa's succes
9- Only you (The Platters)英語
10- In the world? よくわからない曲。メドレーの中で短いパートがあった曲
11- California Dreamin(Papas&Mamas)英語
「ロックンロールタイム!」
 12- Rock and roll (Elvis)*英語
13- Great balls of fire (Elvis)*英語
14- Blue suede shoes (Elvis)*英語
15- Johnny be good (Chuck Berry)英語
16- (???? translation from a succes)?よくわからない曲です。。。
ルネが腰をどのようにまわしてツイストするのかを私たちに見せてくれています。
 17- Let's twist again (Chubby Checker)*英語
18- Comment ça va*ルネのオリジナル(だと思います。この曲は、前年大変ヒットした曲)
19- Just a gigolo ( David Lee Roth)*英語

そしていよいよ、最後の曲。この曲の前に、観客への挨拶とお礼が始まりました。そして、観客の幼い子供との会話。多分、名前や年齢をきいたりして、いい感じです。

ルネ:ナタリーを観に来たの?
子供:そうだよ など。。。

そして数人のファンがルネに近寄り、キスの嵐。。。そして、ルネが just a gigoloの歌の中で「誰も僕のことをかまってくれない」 と歌っていたことから、「おお!僕のことをかまってくれる人がいるんですね!」’I knew I have somebody!'と英語で言って、観客の笑いをさそっていました。最後の挨拶とお礼の言葉は、やはり、ルネらしく、とても気持ちがこもっているようでした。表面的でなくて、ちっとも自分を飾っていないルネの語りかけは、それを聴いているだけで、胸がジーンときました。ルネの人柄がこれだけでもわかるような気がしました。それは、きっと13才のルネからちっとも変わっていない、変わってほしくないと思うルネの大切なものだと思いました。


今手元にあるアルバムの写真を撮ったものは、あまりなくて驚いています。これしか撮らなかったのか、それともまだ日本のアルバムには、何枚かあったのか。。。


 20- Fermeture (Dan Hill 'Sometimes When We Touch') *この曲は、ルネのオリジナルではありませんが、フランス語の歌詞が新たに作られ、それをルネが歌っています。内容は、コンサートを終えた歌手のいろいろと想いについてだそうです。ケベックのルネファン、マリエルさんのお話によると、この曲は、まるでルネが自分で作ったような(歌詞)内容のものであるので、誰もがルネの歌詞だと思うそうなのですが、歌詞はルネ自身が作ったものではないそうです。でも、すばらしい歌だと思います。マリエルさんによると、ルネは、コンサートやショーのエンデングに、この曲を歌うことが多かったそうです。

この歌の歌詞の訳が日本語でも説明されているサイトを見つけましたので参考にして下さい。 ルネのFermetureの日本語訳、フランス語の歌詞サイト


 Fermertureを歌うルネ。この衣装もまさしくコンサートのオープニングで着用していたものでした。そして多分最後のこのFermertureもこの衣装だったかもしれません。



 この後は、ナタリーのパートがスタート。その始めのパートは、テープの時間の不足のために、削られてしまっています!(これは私がしたこと。。。どうして、もっとテープをもっていかなかったのでしょうか!)


 ナタリーとルネが、すごく小さく見えるでしょうか。あれ?どうしてこんなに後ろの席に?と思われていると思いますが、実はこの写真は、コンサート2日目の8月30日に撮ったものです。本当は、ジャンは、一日だけコンサートに招待すると考えていたようですが、2日目もコンサートに呼んでいただいたようなので、座席も1日目のような席ではありませんでしたけど、ルネをもっと距離を置いてみられた事は、なんだか、自分とルネの距離感に合っているように思えて、なんだか安心して見れたように思います。観客は、2日間とも満席でした。この写真からも見えるように子供連れのファンがたくさんいました。コンサートは、ルネだけを目当てに来ている人というよりナタリー、そしてルネの二人のことが好きでやって来たというファンで、ファミリー的な雰囲気だったように思います。



ナタリーのパートでは、ナタリーがすこし休みをとる間 に、きょうだいの子供バンドが登場して3曲ほど歌いました。 (Here Stanton family with Dominic, Miguel, Patrick and Beverly)

1- (It's the night ????)よくわかりません。。。思い出せない曲のタイトル。。
2- I just called to say I love you (Stevie Wonder)
3- Would I lie to you ( Eurythmics )
 

そしてナタリー が、また登場。このとき大ヒットしていたアルバムの中からの曲をぬいぐるみ達といっしょに歌いました。もう子供たちは大興奮!その子供を連れた大人たちもですが!

1- La poupée de chiffon
2- La chanson au brouillon
3- La ronde des quatre saisons
4- Mes amis les calinours


この記事を昨日の夜から書き始めて、今は、翌日の午後3時58分!うわあ。。なぜかこんなに時間がかかってしまって自分でもあきれているというか驚いているというか。。それだけ、この記事をどのように書こうかと不安だったのかもしれませんね。でもいざ書いてみると、やはり、自分の気持ちを書きながら詳しく説明していくという作業は、大変で、途中から、もっとポイントだけ(曲名のみ)という感じになってしまいました。

でもこれを読んで下さるルネのファンのみなさまが、少しでもこのコンサートの雰囲気を感じられたら嬉しいです。

では、この記事の最後のパートを書きましょう。。。

コンサートが終わり、ジャンとチケットのブースのところで会うという約束を忘れてはいませんでした。お礼も言いたかったし。お礼に何か用意していたのでしょうか。。。その記憶がまったくないのです。本当にどうしてそんな失礼な事ができたのかと今となっては思うのですけれど。。。



ジャンが、またニコニコして、やってきました。

ジャン:どうだった!?コンサートは、楽しみましたか?
私:もちろんですよ!まだ本当にルネのコンサートを実際に観たことが信じられないでいるぐらい夢のような気持ちです。本当にありがとうございました。
ジャン: さて、じゃあ、ルネのところに行きましょう!
私:は?は?????ルネのところ?
ジャン:そうです、ルネがいる楽屋に行くんですよ。
私:え????楽屋。。。ルネ。。。!?ええーーーーー!
ジャン:行きたくないの?
私:胸がいっぱいで。。。呼吸ができなくてしゃべれません。。。
ジャン:笑
私:笑

という感じの会話となりました。

そうなんです。。。ルネに会う事になってしまったんです。。。
嬉しいというより、まったく予期していなかったことで、心の準備も、ルネへのお花とかプレゼントとかカードとか、まったく持っていなかったと思うんです。どうして!まったく信じられませんよね。。。もっていたのでしょうか。。。信じられないと思われてしまうのですけれど、この1日目だけルネに会ったのか、それとも2日目もあったのか。。。それも覚えていなくて、今、そのとき着ていた洋服のこととかを思い出して、このことをどうにか思い出したいと思っているところなんです。そして、ルネとナタリーに、お花をあげたような記憶もあり。。。という具合に。。。いろいろな場面を覚えているのに。。。このことは、はっきりしていません。

 この29日にルネに会うという時に、楽屋ですでにルネと会っていた というフェイスブックでお友達になっているルネのファンの方が私のことを覚えていました。「日本からあなたに会いにきたファンがきているよ」というふうに、ルネが呼ばれて、そのファンが楽屋を出る時に私がいたんだそうです。肝心の私自身が覚えていないというのに。。。すごいですよね。。。

ということで、このルネとの時間は、来週の記事にいたします。私がうまくお話できるかどうか不安だと思っていた事は、このことに関係しているんです。

では!来週です。長い記事を読んでいただいてありがとうございました。


riko auckland