15.6.08

雪の降る街を/ルネコレクション

先週は、私が録音していたルネの古いテープに入っていた歌の一つ、「七里ケ浜の哀歌」について書きましたが、今週も同じテープに入っていた歌で、「雪の降る街を」について紹介しましょう。そして、初期のルネコレクションのいくつかもご覧下さいね。




石坂浩二の司会だった「スター千一夜」に
ゲスト出演したときに撮られたものと
思われるルネのポスター。これには、
多分旺文社と会ったような気がします。
中二時代の付録だったのでしょうか。


時間はわずか1分13秒の長さで、ルネが「雪の降る街を」の一番だけを日本語で歌っています。どんな番組で歌っていたのかは、はっきりしませんが、雰囲気からするとその頃ルネがよく出ていた「ロッテ歌のアルバム」のようでもあります。会場には、お客さんがいて、ルネは,そのお客さんの歓声を受けながら歌っています。




これは、はじめて手に入れたルネ
(の雑誌の切り抜き)です。
東京音楽祭でルネを初めて見てから
1週間以内だったような気がします。
この切り抜きと音楽祭のルネの出番の模様を
録音したテープは、その後しばらく
私の一番の宝物になったのでした。


なぜ「ロッテ歌のアルバム」からのものだと思うのかは、このテープには、「ロッテ歌のアルバム」に出演していたルネの歌が他にも入っているのですが、お客さんの歓声など、同じような雰囲気がするからです。




上で紹介したルネの画像と同じルネですね。
これは白黒でした。



では、ルネが歌っている一番の歌詞を書いてみます。



「雪の降る街を」

作詞:内村直也 作曲:中田喜直

雪の降るまちを 雪の降るまちを
想い出だけが 通りすぎてゆく
雪の降るまちを 遠い国から 落ちてくる
この想い出を この想い出を いつの日か包まん
あたたかき幸せの ほほえみ


作曲家の中田喜直(1923年 - 2000年)は、「小さい秋みつけた」「めだかのがっこう」「夏の思い出」などの名曲を作曲した20世紀を代表する作曲家の一人だそうです。(ウキペデイア雪の降る街を中田喜直より




          
糊で貼ってしまったルネの白黒の画像。
もうくちゃくちゃになってしまっていますが!
東京音楽祭でグランプリとフランクシナトラ賞を
獲得後に「ミドリ色の屋根」をもう一度
披露した時の模様でしょう。


そしてお父さんのジャンロック氏と喜びを分かち合うルネ。
音楽祭のグランプリのトロフィーを持っています。


ルネの「雪の降る街を」は、ルネのとても幼くて可愛らしい歌声で、しかも情感をこめて歌われています。テープの状態もよくきれいな音で残っていることがとても嬉しいです。この曲も、みなさまに早くお聴かせしたいと思っていますのでお楽しみに!




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