29.9.07

ルネのレアな画像の紹介/「モントリオール讃歌」



グループサイトの新しいページ、「レアな画像」より、ルネの珍しい、または、貴重な画像と画像についての記事をいくつか紹介します。

PassionReneEtNathalieSimardのグループでは、よくレアな画像が紹介されます。そこで紹介される画像を中心に、特に日本のファンの方が喜びそうな画像を紹介していきます。

PassionReneEtNathalieSimard group shares rare images of Rene (and nathalie) often, this page will introduce those images.


モントリオールオリンピック(1976年)
とルネの唄う「モントリオール讃歌」に
関する画像


モントリオールオリンピックスタジアムなどの建設を
指揮した当時のモントリオール市長
Jean Drapeauとルネ。


この市長が意欲をもって取り組んだオリンピックスタジアムは建設時から大変な問題を抱えつつ、またオリンピック後も問題が続いたことで有名なスタジアムになりました。ルネと見ているのは、そのスタジアムモデル、そして、ルネが手にしているのは、 オリンピックのマスコットになったビーバー、'Amik'のぬいぐるみと、カナダ政府が作成したオリンピックファンファーレ、ルネのモントリオール讃歌(英語とフランス語版)の2枚の入ったレコードアルバムです。


Rene and Jean Drapeau, the montreal mayor who was responsible for the Olympic stadium that caused a lot of problems before, during and after the olympic! Rene and Drapeau looking down on the stadium model. Rene is holding 'Amik' the beaver, the Olympic mascot and also the record that Canadian government released. it has two single records, one is for fan fare, and another one is rene's Olympic theme song both in English and French.


http://en.wikipedia.org/wiki/1976_Summer_Olympics#The_Olympics_in_Montreal

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF

日本語ウキペデイア- 英語のページでは、モントリオールオリンピックの問題点について詳しく書かれていますが、日本語のページには、あまり詳しくかかれていません。



「モントリオール讃歌

ルネの「モントリオール讃歌」は、公式のテーマ曲ではありましたが、それは、ボイコットされ、結局他の人の曲がコンテストから選ばれてテーマ曲になったとの記述がthe canadian encyclopediaのサイトに書かれています。


Rene's 'welcome to montreal' song was the official olympic theme song but later, it was 'boycotted' and a new song was selected. the following is about the olympic theme song from the canadian encyclopedia:


The original Olympic theme song 'Bienvenue à Montréal,' recorded by René Simard (French 45 Nobel NL-5713, English 45 Nobel NL-5714), was boycotted, and a contest for a new song was held under the charge of Stéphane Venne. The winner, 'Je t'aime' by Christian St-Roch and Jean Robitaille, was recorded by Estelle Sainte-Croix (45 Solo SO-11401).

the canadian encyclopedia


日本で発売された「モントリオール讃歌」

(英語版の 'Welcome to Montreal'のみ)

B面は、「この旗の下で」



ボイコット

このボイコットがなぜ起こったか、カナダの英語圏をはじめ、ケベックのファンの人たちの中にもことことを詳しく知るひとは、いないようです。またボイコットされたこと自体も知らなかったようです。CBCのアーカイブサイトにこのことについて書かれてある記事を発見しました。

1976年のオリンピックについて、面白い話があります。カナダの雑誌、the glove and mailの記事ですが、モントリオールオリン ピックの準備委員会は、テーンエイジャーのルネシマールという歌手が唄う”welcome to montreal" という唄をテーマ曲にするため に、115、000ドルの費用を払いました。」

「けれどもこの曲は大変評判が悪く、多くのラジオ局は、この唄を放送するのを拒否しました。あるラジオ局の番 組制作者は、「一度聞きましたが、もうそれでうんざりしてしまいました。」と言っています。このような結果、オリンピック準備委員会は、この唄を さらに宣伝するためにもっと多額の費用をかけようと決めたのでした。」

In one amusing story from 1976, the Globe and Mail reported that COJO (Le Comité organisateur des Jeux Olympiques, or the Olympic Organizing Committee) had paid $115,000 for a song called Welcome to Montreal by teenage singer René Simard. It was "so awful" that radio stations refused to play it. "I listened to it once, and that was enough for me," said one station's program director. As a result, COJO decided to put even more money into promoting the song.

このサイトには、モントリオールオリンピックに関するいろいろな情報、ビデオ、ラジオ放送などが保管されています。

サイトリンクを見られる場合、最初のページにある四角で囲まれているセクションの中の did you know? をクリックしてください。そうすると3/4のページに、ルネのことが書かれている記事が出てきます。


ルネの曲が「あまりにも想像力がなく(一般的)、オリンピックについてプロモーション的(宣伝しすぎ)という理由から、ほとんど放送に使われなかった」という記述も下記の本の中にあります。

けれども「モントリオール讃歌」の作曲家は、ケベックの 有名な故人(Andre Mathieu)のものなので、メロデイ自体はオリンピックで使われています。


「モントリオール讃歌」は、

やはりオリンピックの公式の曲

1977年12月提出のモントリオールオリンピック公式報告書にあるArt and Cultureのページには、ルネの歌についての記述がありますが、後で選ばれたというテーマ曲については、何の記述もありません。


内容は、ボイコットについてのことでなくルネの唄が公式のものであったことを証明しています。 なぜかと言うとこのサイトは、公式のモントリオールオリンピックについての報告書の全容を紹介しているからです。

この報告書は、1977年の12月に提出されていて、ルネについて書かれてあるのは、 全3巻のうちの1巻目の578ページからの arts and cultureのペ ージです。それによると、オリンピックの一年前に ルネは、このテーマ曲を英語とフランス語でレコーデイングしています。そしてこのテーマ曲は、ニュースやラジオで オリンピックのことを紹介するときに一緒に使われたとあります。

開会式の音楽についての記述は、10人のデイレクターにより、291人が、制作、 デザイン、技術などに関わり仕事をしていたとありますが、ルネがオリンピックの開会式で唄ったことについては、まったく記述がありません。ということは、ルネは、開会式で実際に唄った事実はないのです。


A year before the Games, COJO published two records (one in French and one in English) of the song Welcome to Montréal sung by René Simard, winner of the international song competition in Tokyo in 1974, and first winner of the Frank Sinatra award. This record was accompanied by another containing the signature tunes promoting Olympic news on radio and television stations.

The OfficialCeremonies Directorate comprised 10 people. Another 291 were hired to work in the following fields: production (37), design (21), administration (139), and technical services (94). The 72 people working on the Tribute by Canadian Youth and the Olympic Rings sequences brought the total to 373.


また、モントリオールオリンピック準備委員会に関わったJames Worrallは、その著書、My Olympic Journey- sixty years with canadian sport and the olympic gamesの中で、開会式の音楽など、その様子を詳しく記述していますが、そこにも、ルネの歌のことは、まったく書かれてなく、Andre Mathieuの曲を元に編曲を担当したVictor Vogelがオリンピックオーケストラを指揮して、開会式のチームの入場行進などの音楽を担当したとあります。(153ページ)

My Olympic Journey - James Worrall


テレビのニュースなどでルネの歌が使われていたことを証明するグループメンバーでもあるシャンタル博士のyoutubeの映像があります。また、メロデイだけが閉会式で使われている映像もあります。シャンタル博士の映像の最後に、ルネの画像がありますが、このルネの服装は、モントリオール市長とオリンピックスタジアムのモデルを見ているルネの服装と同じですから、同じ日に歌のお披露目をした映像なのかもしれません。

montreal 1976 xxi olympiad - opening and closing ceremony on youtube

Bienvenue à Montréal... René Simard by chantal hakase!



1976年モントリオールオリンピックの記念品を手にしているルネ。モントリオールオリンピックや「モントリオール讃歌」については、shimazaki runeさんがミドリ色の屋根は永遠に〜Rene Simard に首ったけ」の ブログで詳しく書かれています。シャンタル博士のBeboページからこの曲(英語版)を聴くことのできるリンクも紹介されています。クリックするとオリンピック関係の記事のページに行くことができますので、お読みになってくださいね。




日本に来る前のルネの画像から。

日本に来るちょっと前のルネでしょうか。かわいいファンに囲まれて嬉しそうです。rene looks a bit younger than the time he came to japan. maybe just before 74? around 73?


日本に初めて向かう飛行機の中で。お父さんのジャンロック氏。ルネの向こう側にいるのは、秘書のダニエルバチョーさん。this is in the plane flying to japan in 1974.


この画像は、日本に来ることになる直前の頃でしょうか? is this a little before coming to Japan?



現在、 ルネのファングループコミュニテイサイト、Passion Rene Simard Au Japonのメンバーは、日本人6名とカナダの英語圏、そしてケベックからの16名の合計22名になりました。日本のファンの方の参加をお待ちしています。

メンバー参加の連絡は、私のgメールのアドレスか、グループサイトから、または、このサイトへのコメントでどうぞ。

グループサイトオーナー、nekonomiminoura




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