2.12.07

ルネとマリージョセの20年の愛と幸せ

今週紹介するのは、「ルネの家族2」のページにアップしたルネと奥さんのマリージョセの先月11月15日の雑誌7Joursのインタビュー記事です。ルネとマリージョセがこれまでの20年間の二人の関係とこれからのことを子どもの話も交えて話しています。

私の中でのルネは、まだまだ13歳のころの姿がチラチラとしているので、現在46歳のルネが、マリージョセのパートナーとして、また18歳の息子オリビエと16歳の娘ロザリーの父親としての考え方や接し方を話したりするのを読むのは、新鮮というかなんだか胸がドキドキしてしまうのです。そして、ルネの言うことにいちいち感動してしまうのです。ルネは、大人になってしっかりしていることを言うのだなあと!
そういっている自分も大人になったのは同じなのですが(笑)。ルネがしっかりしていたのは、子どもの時からずっとだと思うのですが、しっかりしていることを素敵にお話していて嬉しくなりました。

このサイトを読んでいてくださる皆さんもきっと同じように思うのでしょうね。いつも記事だけをアップしているのですが、今回は少し自分の気持ちなども入れてみました。皆さんも、この記事や他のページを読んで感じたことを書いてくださると大変嬉しく思います。では、記事をお楽しみくださいね!


ルネとマリージョセの20年の愛と幸せ
Marie-Josee Taillefer and Rene Simard
20 years of love and happiness

今年の8月に結婚20周年を迎えたルネとマリージョセが語る二人の愛について
Rene and Marie-Josee talk about their love and relationship


熱烈な恋をする若者たち。ルネとマリージョセの場合には、結婚後20年経った今でもそのような恋をしている関係にあります。深く結ばれた関係についてお二人にお話していただきましょう。


マ リージョセとルネ、お子さんが大人になりつつある中、お二人はどのようにお過ごしでしょうか。

マリージョセ:子 供が大人になって行くと、大切にしていたものが持って行かれたようで、カップルの関係もむずかしくなってくる場合があります。でも、私が、「グローサー」 の番組を辞めたことで、ルネともっと一緒にすごすことができるようになり、二人の関係が素晴らしいものだと改めて感じています。


ルネ:僕 たちは、一緒にいろんなことをしています。周囲には、別れてしまうカップルがいますが、その人たちのことについては、何も意見をいうことはありませんが、 ただ、自分たちの場合は、問題もなく仲がいい関係でいるので幸いです。でも、これからも、全く問題が何も起こらないというわけにはいかないかもしれませ ん。


マリージョセ:うまくいっている関係の秘密というものはありません。セリーヌデイオンは、自分の歌の中でこのように唄っています。「渡しが貴方を愛したのは、たくさんの美しい瞬間があったから。でもそれだけじゃ ない。難しい瞬間や時間があっても貴方を愛したのよ。」
時間というのは、カップルにとって難しいことであると思います。苦しいことがあった時には、そのこと で二人は、別れてしまうかもしれません。でも、ルネと私は、そのようなことがある度に歩み寄って助け合いました。そうしてきたのは、私達がお互いをただ愛 しているからです。


辛い試練に会うと多くのカップルの絆が壊れてしまうということは、本当ですね。

ルネ:それは、僕たちの場合にも起こる可能性のあることでした。これどもそんな時は、子供たちも含めてみんなで何でも一緒にしました。セラピーに行ったりもして、家族の間で互いに傷つけあうようなことはしませんでした。僕たち家族の絆は以前よりもっと強いものになっています。

マリージョセ:人間は、異なった考え方をしたり、異なる方向に向かいます。これども カップルの二人が同じ物がスキであったりすると、二人は、もっとお互いが必要となります。


ルネ:そ うですね。二人の考え方や好みがまったく違うカップルもいると思いますが、そのようなカップルでも気が合うのだと思います。僕たちは、考え方や好みが同じ なのです。年齢を重ねてくると、もっと二人でいる親密な時間がほしいと考えています。これは、何物にも代えられない愛です。自分勝手なことなのでなく、相 手を想うことなのです。

二 人のお子さんについて少しお話してくださいませんか。将来についてどのような計画があるのでしょうか。

ルネ:オリビエは、今、Cégep(ケベック州のみにある高校卒業後に入る一般および職業学校)に通っています。そこで、工業電気技術の勉強をしています。将来は、このことに関した仕事をしたいようです。そんなオリビエは、大きな誇りです。
マリージョセ:ロ ザリーは、今、高校にいますが、卒業後は、Cégepで、アートの勉強をしたいようです。ロザリーは絵を描くのです。とてもビジュアルな子どもでどんな小 さなことにも目がいきます。きっと装飾か衣装関係の仕事をしたいのでしょう。彼女は、舞台などのシーンから得られるエネルギーがとても好きなのです。
ルネ:僕たちは、子どもたちをとても誇りに思っているのです。


お子さんたちは、お二人のような両親を持って、嬉しいことでしょうね。

ルネ僕たちは、二人のことに責任がありますが、二人を信頼しているので、必要なときだけ手助けをします。何から何まで面倒をみるということではないのです。

マリージョセ:私達の仕事のスケジュールは、とても都合が良かったのです。そのことは、とても幸運なことだと思います。私が仕事で忙しい時には、ルネが子どもたちのそばにいる時間がありましたし、ルネが忙しいときには、私が面倒を見ることができたからです。

ルネ:僕たちは、子どもたちのことを心から愛し努力して育ててきました。今は、子どもたちが毎日のように彼らの愛を僕たちに与えてくれています。18 歳のオリビエが学校に出かける前に、僕を抱きしめて「いってきます」の挨拶をするとき、僕はいつもとても幸せに感じるのです。オリビエは、僕より背の高い ので、その幸せは尚更です!(笑っているルネ)ロザリーについても同じことが言えます。ロザリーも僕たちととても親密にしています。

お二人の結婚記念日は、特別なことをして過ごされましたか。
マリージョセ:その日は、ケベックに出かけてルネが制作を手がけた「ナイトフィーバー」の初日を観ました。ロザリーとロザリーの友人たちも一緒に出かけました。
ルネ:その3日後には、家族が一緒にいることが好きなので、家族そろってクルーズの旅に出発しました。僕の年齢になって思うのですが、人生の中での素晴らしいプロジェクトは、心の平和を持つことだと思うのです。


お二人は、いつも一緒にいることが幸せなのですね
マリージョセ:愛 というのは、尊敬ということでつくられているのだと思うのです。私は、ルネを尊敬しています。ルネの持っている人間性と仕事へのプロフェッショナルな姿勢 が大好きです。尊敬している人があるなら、その人と一緒にいたいと思ったり、その人の話を聞いていたいと思うでしょう。ルネも私も完璧な人間ではありませ んが、お互いのことを尊重しあって受け入れているのです。

ルネ:お 互いのマイナス面を受けいれることも素晴らしいことです。そのことで気まずくなったり、傷つけ合ったりするべきではないのです。お互いに何か素敵なことを 育て上げるのです。それは、愛です。子どもたちは、楽しくしている両親をみるのがうれしいのです。先日、オリビエが僕とマリージョセに、僕たち二人が巡り 会えることができてとても幸運だと言いました。そしてオリビエ自身も愛する人に巡り会えるのを楽しみにしていると。このようなことをもう理解しているオリ ビエは、素晴らしいとおもいます。

マリージョセ:私も、自分の両親の例をみてきました。両親は、もう46年も一緒にいます。
ルネ:僕のサイドでは、(両親が離婚してそれぞれに再婚したので)子どもたちには、2組の祖父母がいます(いました)から、その恩恵に預かっています。母の方は、再婚してから20年たっていますが、幸せそうです。そして父の方は、2年前に義理の母が亡くなるまで一緒でした。

マリージョセ:幸福を感じる許容量は、両親から受け継いだと思います。今、私は、自分の人生はずっと幸せであると言うことができます。私達は、自分が幸せなのか幸せでないのかを知って、もし幸せでないのなら、何をするべきなのか考えることが大切なのだと思います。

20年後のことをどう考えますか
ルネ:僕は、将来の自分自身を想像したくありませんね。。。!
マリージョセ: 20年後を考えるのは、恐ろしいことですね!私 は、また歌の歌詞から引用します。この歌は、Daniel Bélangerの歌です。「今日、私は、あなたを永遠に愛しています。明日は、もしかしたら(年老いて)二人の頭がおかしくなっているかもしれない。で も、今日、私は、あなたを永遠に愛しています。」という内容のことを歌っているのですが、でもそれだからといって、これからのことを計画するのをやめるこ とはできないでしょう。


ルネ:これからも二人が いっしょにいることは、僕たちにとって大切なことです。僕は、ガーデニングがとても好きですが、このことを、庭に例えることができます。花を咲かせるため には、15−30−15が必要で、根をつかせるには、20−20−20が必要ですから(笑)。僕は、ロマンチックなので、誘惑的なことや、 キャンドルのあるデイナーの方が好きです。

マリージョセ:そ うなんですよ。私達のデイナーは、たいていキャンドルを付けて楽しみます。子どもたちといっしょのときもそうです。ルネと私は、素敵な雰囲気をつくるのが とても好きなのです。そういうことは、重要なことではないと思う人もいると思いますが、私達には、大切なことなのですよ。



インタビュー記事は、以上です。


お楽しみいただけましたように!グループには、今週日本のファンの方が一人入会されて、グループのメンバーは、26名となりました。日本のファンの方は、これで計9名となりました!これからも、新しいルネのファンとの1974年ぶりの「再会」を楽しみにしていたいと思います。


nekonomiminoura
passion rene simard au japon グループオーナー

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