13.7.08

Passion ルネシマール Au Japon 一周年記念によせて

PassionルネシマールAu Japonができるまでのことについて
ちょっと長いのですが、私のこれまでのことも含め、
間にルネからのカードなどを紹介しながら
お話ししたいと思います。



グループコミュニテイサイト、Passion ルネシマール Au Japonがスタートして一周年を迎える事ができました。google groupサイトにサインアップしてスタートしたのが去年の7月3日のことでした。そして私がコミュニュテイサイトを始めようと「やる気」にさせてくださった「ミドリ色の屋根は永遠に ルネシマールに首ったけ」ブログのshimazaki runeさんが7月7日に一番目のメンバーになってくださり、8日、9日には 情報交換をし合っているケベックのPassion Rene et Nathalie Simard グループのSophie さんとGisele さんも加わり、サイトの様子を見守ってくださっていました。




ルネから送られてきたサイン入りプロマイド
ルネからは、4度か5度自筆でメモ、
手紙などをいただきましたが
これもそのうちのひとつだったと思います。
ルネは、17才か18才くらい?

一年後の現在、メンバーは、私も含め29人となり、日本からのルネファンも増えそして活発な英語圏のメンバーもでき、ケベックのルネコレクションの有名人シャンタル博士もいて、少しずつルネサークルの輪が広がりつつあります。トロントからのメンバーで、youtube にたくさんのルネのビデオを公開されているCaseyさんはいつかみんなで、ルネのいるモントリオールや故郷であるオルレアン島に行って会う事ができたら大変楽しいだろうと話しています。昔のようにまた大好きなルネについて話したり、ビデオや写真を見せ合ったりできるのは素晴らしいことだと言っていました。本当にその通りだと思います。



1980年ぐらいの時に送られてきたクリスマスカード。
2枚のカードの裏には、短いメッセージが
書かれていました。妹のナタリーがデビューして
現在3枚のアルバムを出している事など。

gcプロダクションは、現在はもう無くなり、
この住所も使われていません。

このようにルネのファンとつながりを持ち、今まで知らなかったルネのこと、そして自分の知っているルネのことを伝えられ、ルネを応援したり、ルネの活動を楽しむことは高校生のときからの熱い想いと希望でしたが、それを現在できるようになったことはまるで夢のようなことです。



インターネットは、ニュージーランドに来てから1年後の95年ぐらいからしていて、ルネの情報をいつも探していましたがその当時は、まだあまり多くはなくてガッカリしてばかりでした。ブログなどもあまりしている人はいませんでしたし、接続もダイアルアップという時代でしたから、今と比べると状況はまったくちがっていたようです。


1980年の手紙

でも、昔のようにルネにひと月に一度というような手紙を書いたりファンクラブを作ってルネを応援しようというような気持ちの自分はなくて、自分は自分の道を頑張る事がルネのファンでいることなのだという気持ちでいました。これは、85年の夏、モントリオールに滞在中、トロントでルネとナタリーのコンサートに2夜、招待していただく機会があり、コンサート後に楽屋でルネとナタリーに実際に会ってから、二人がすでに有名で人気もあるにもかかわらず絶えず努力して一生懸命自分の仕事をしている姿を目の辺りにしてショックを受けたせいだと考えています。

ショックというより、二人を大好きなルネとナタリーとしてより、自分と同じ一人の人間であるのだということがわかったのです。当たり前なのですが!、とにかくそのような感じを強く受けたのでした。そして自分はどうなのか、がんばっているのだろうか。これからのことは?というように、自分の生き方をまた考えるようになったのでした。同じ時代を生きていて、おなじように自分のしたい事を頑張ることができることだけで、私はなんだか幸せになったような気がしました。


1983年の1月に送られてきたルネの手紙

これ以後日本へ帰ってから、このような気持ちで毎日を過ごすことになります。そしてルネと同じくらい大好きになったカナダにもう一度もどり、仕事をしていくことを目標に頑張り始めたのですが、94年の2月からニュージーランドに来ることになり、最初はカナダで仕事をするいい経験になるだろうぐらいに考えていたのに、ニュージーランドにすっかり落ち着くことになってしまいました。そして、仕事を続け、仕事を休み、もう一度こちらの大学で勉強することになり、またなんと4年間も大学で過ごす事なったです。2001年当時は珍しかったiPodに懐かしいルネの歌を入れて大学に通っていたのでした。そして大学での勉強が終ったのが2005年。2006年からは、また仕事に戻って現在の私があります。

数年前からインターネットでは、ルネの情報が多くなりルネのオフィシャルサイトもできるようになっていました。(現在はありません)そして、ルネで検索するとかならずといっていいほどルネに関するサイトには、シャンタル博士の名前があり(笑)その熱意とルネへの愛に脱帽していました。ルネのケベックのファンサイトもgiselさんやsophieさんによって作成されていましたが、2004年には、それもなくなり、2005、6年ぐらいに現在のpassion rene et nathalie simardグループとして再結成されたのでした。そして、日本のサイトで、去年の初めのある日(だと思うのですが)、「ミドリ色の屋根は永遠に ルネシマールに首ったけ」のブログがあり、日本にもこのような熱心なルネのファンがまだいたのだ!ということにビックリ。

それまでは、どちらかというと日本には、ルネを懐かしく思い出すファンはいても、現在進行形の形での熱心なファンはいないのだろうと考えていたからでした。そして、ルネが1983年に来日したときにも、ルネファンの熱意を感じる事ができず、日本のルネ旋風は、ルネが成長した事で終ってしまったのだ。あんなにルネと騒いでいたことは、一時的なものだったのだというような否定的な気持ちでもいました。考えてみれば、1974、5年は、遠い昔で、情報も入らなかったルネのことを忘れてしまうのは当たり前のことだったのでしょう。今でもルネを思う人がいることをもっと喜ぶべきだったのです。


すっかり大人になったルネ。
これは、1983年の1月の手紙の入っていたものだった
のかどうか記憶がさだかではありません!

という気持ちでいましたから、「ミドリ色の屋根は永遠に ルネシマールに首ったけ」のブログを書かれていたshimazaki runeさんのサイトにもメッセージは残さず時々みせていただいていたのです。けれどもあるとき、runeさんがシャンタル博士のサイトに関してとても悲しい気持ちでいた事があって、その悲しい様子をだまってみていることができず、メッセージを残したのがきっかけで、runeさんと交流するようになりました。そしてrune さんの持つ深く、熱いルネへの気持ちに接する事になり、私もルネの情報を自分のみで知るだけでなく、それを知らないでいるかもしれないルネのファンの人たちにも伝えてあげる事ができたら、そして高校生のときに熱望していた日本やケベックのルネファンと友人になり、いろいろなことを分かち合う事ができたらどれほど嬉しいことだろうと思うようになったのです。幸い、大学での勉強も終っていて仕事も一段落していた時期だったので、このコミュニュテイサイトPassionルネシマール Au Japonを GiseleさんとSophieさんのグループの名前の一部をいただきスタートすることになったのでした。




1983年の春、第12回東京音楽祭世界大会
スペシャルゲストとして来日したルネとナタリーが
帰国の途に着く日。成田空港(現在の第一ターミナル)
二人の後ろの女性はgc夫人。
空港には、10名ほどのファンがいました。
この写真は、私がとったものでなく、
そのときお友達になったルネのファンのかた
からいただきたものです。


最後に

「ミドリ色の屋根は永遠に ルネシマールに首ったけ」のshimazaki runeさんには、心より感謝をしたいと思います。そしてをGiseleさん、Sophieさん、シャンタル博士、トロントのloraさん、Caseyさんそして、日本のメンバーやケベックのメンバーの皆様、また、このサイトに来てくださりルネの様子を知ってくださり、これから仲間になっていただける皆様にも感謝をしたいと思います。そして、いろいろなことがあっても常に前向きに自分の家族と仕事のために力一杯頑張り続ける姿を見せてくれているルネにも感謝です。みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


83年ルネとナタリーの来日時からのサイン
日付は、83年3月28日
第12回東京音楽祭世界大会前夜祭にて


また、一周年を記念して、youtube にルネが姉のリン、クロデイーヌバチョー、そしてルネアンジェリルと「オールスター家族対抗歌合戦」に出演しコーラスで歌った「アルエット」Alouetteの音声をアップいたしましたのでお楽しみください。


アルエット Allouette

「スター家族対抗歌合戦」に出演した様子
1983年にクロデイーヌとダニエルバチョー姉妹が書いた
ルネとナタリーの本より



感謝をこめて

nekonomiminoura

passion ルネシマールau japon マネージャー











3 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

しゃむねこ様

 コミュニティー開設2周年おめでとうございます! ますます内容も充実し、しゃむねこさんのルネへの熱い想いも、今までの自分の気持ちも語られ、読者として素顔の貴女に出会えたことで、より一層貴ブログへの期待が高まりました。他のゲストさん達も同じ気持ちでいることと思います。
 また、当ブログについても書いていただき恐縮しています。カナダのファン・サイトの方たちとも協力し、これからもお互いに頑張って、ルネを応援していきましょう。
 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

Riko Auckland さんのコメント...

keiさま

記事をアップしてすぐ、kei さんのブログへお邪魔して
この記事の報告をしたところでした。一早いコメントをいただきありがとうございました。自分のことtをだれが読むのかわからない公のブログに書く事はためらいもありましたが、書き始めると以前にkeiさんにメールを書いていたような気分になりスラスラとかいてしまったようです(笑)

keiさんとのこともたくさん書いてしまったのですが
大丈夫だったでしょうか。

ご期待にはそえないかもしれませんが、これからも
少しずつでも頑張って行きたいと考えていますので
どうぞよろしくおねがいいたします。

Unknown さんのコメント...

しゃむねこ様

 当ブログにもコメントをありがとうございます。これぞシンクロですね。
 しゃむねこさんにとっては、自分を語れるようになった2年目です。ブログで思う存分表現していただきたいです。
 私の3年目の目標は、楽しみながら『継続は力なり』を信じて、4年目を迎えられるように頑張り抜くことなんですよ。
 お互い頑張りましょうね!