22.7.12

モントリオール1985年の夏休みーその15(ルネのレコードを探して2)


うーん。。。タイトルがなんだかとても長くなって、数字も増えて行っていますね。。
モントリオールの夏休みの旅もその20くらいで終わるといいのですが。。。もしかすると20になる前に終わるかもしれません。

さて、85年のモントリオールへタイムスリップする前に、ルネのママのレシピをひとつご紹介いたしましょう。 これは、ファイスブックでもお友達の、ナタリーのファン(大ファン!)であるジョセフくんが最近、近くの教会でのガレージセールまたはバザーで、ルネのお母さんの出した料理本を2冊見つけて、信じられない安い値段で購入したことから、その中の一つを紹介してくれたんです。

先ずはその料理本の写真からご覧下さい。

 photo@josef

photo@josef

ジョセフ君が実際に作った後に、紹介してくれたレシピは、Leek Soup (リークスープ)でした。Leekというのは、日本のネギをすごく太らせたような野菜です。でもジャガイモも入っているので、ポテトスープと呼んでもいいぐらいのスープかもしれません。
それで、私も今夜、このレシピを使って、このスープを作ってみました。写真もとりながら。。。(笑)それで、その写真もせっかくとったので、ルネのファンのためにそれを使って何かできないかなあと思い、写真とジョセフ君の紹介してくれた材料、作り方をいっしょにまとめて、レシピページを作ることにしたんです。それが、これです。

このレシピをフェイスブックでシェアした後、さっそく他の日本のルネ友さんも作ってみたそうです。私たち二人の感想は。。。「おいしいいい!」でした。ルネもこの味を味わっていた、または、今も味わっているのかしらと少し夢見るような気分で、スープを口に運んでいました。簡単ですから、是非作って、ルネも大好きなルネママの味を楽しんでみると幸せな気分になるでしょう。

たくさんのルネママの料理で元気に育ったルネだからこそ、51才の現在でも、「雨に唄えば」のステージに立っているのかもしれませんね。数日前には、ケベックのルネ友さんのニコールさんがこのステージを観てきました。「ルネは、歌も踊りも、そしてそれを生み出しているルネの体も精神も最高の状態だった!」と絶賛していました。後で詳しくそのときのことについて教えていただけるそうなので、ここでも実際にステージを観たケベックのファンとしてのニコールさんのレポートを紹介いたしましょう。もちろんニコールさんには了解を得てからですが。

フェイスブックの便利なことの一つに、検索機能を使って、自分の興味のあるページを探せること。これはふつうにブラウザーをつかっても出来る事ですが、フェイスブックでは、写真セクションやビデオセクションがあって、そこで簡単に観ることができるようになっています。また、他の人たちがその写真やビデオ、アップデートの情報に対してコメントを残せ、もちろん自分も残す事ができて、その人たちとの交流もできるのです。それから自分のフェイスブックの友人にも見せたい場合、それをシェアすることもできるので、情報を流している側だけの一方的な流れでないことが、とてもいいと思うのです。

というわけで、ルネのミュージカルは、ケベックのサマーコメデイフェステイバルの一つとして公開されているわけですが、このフェステバルのページもあるのです。その写真のアルバムセクションに、「雨に唄えば」ができるまでというテーマで12枚の写真が公開されています。その中のいくつかを一枚のページにまとめてみましたのでご覧下さい。






私の最新作です。。。笑!

さて、ではモントリオールの街へ出かけましょう!1985年のモントリオールは、どちらかというとルネよりも 妹のナタリーの歌声がよく聴こえてくるという雰囲気がありました。ナタリーは、85年には、もう15才、7月に7日が誕生日ですから、8月には、16才になっていたのだと思います。ナタリーは、すでにルネにも負けないくらいのケベックの超人気アイドルになっていたのです。85年の夏には、子供向けのテレビ番組をしていたり、そしてその夏に公開になっていた子供の映画の主題歌を歌っていたりと、とにかくナタリーの存在感がとても大きかったのです。モントリオール大学の学生寮のテレビのあるラウンジでもその番組を観ていたような気がしたし、街を歩いていても、どこからかナタリーの歌や、映画の主題歌を歌っているナタリーの歌声が流れているという感じです。ナタリーの大ファンたちは、どちらかというと、小さな子供たちのようでした。

ナタリーが出演していたという子供向けの番組のタイトルは、Le Village de Nathalie(ナタリーの村)というバラエテイショー。日本で言うとちょっとNHKのお兄さんやお姉さんがでてきたり、人形がでてきたりして歌を歌ったり、ダンスをしたりという感じの番組に似ていました。私も思わずその楽しさにフランス語がわからなくても吸い込まれてしまった感覚を味わったのです。ナタリーをサポートするいろいろなキャラクターの人たちがいて、視聴者の子供たちからのお便りを読んだりとか。。。今この番組は、dvdとして購入が可能になったようです。youtubeで観てみましょう!


 

 番組のスタートは、いつもこんなようでした。




そしてこれは、ナタリーが実際に自分のアルバムの中でも歌っている曲です。とってもかわいらしい曲!この時のナタリーの歌はみなどれも可愛らしかったのですが!ナタリーは、もちろんこの番組からのレコードも出していました。

 
ナタリーのレコードアルバム Le Village de Nathalie


そして映画というのは、La Guerre des Tuques  (毛糸の帽子の戦い)という映画でした。(英語でのタイトルは、"the dog who stopped the war"というそうです。'tuque'というのはカナダで使われる英語で、毛糸の帽子のこと。フランス語圏のケベックでもこの言葉は、使われていたんですね。とてもかわいいと思っていた単語でした。


photo@josef/ cinematheque quebecoise
ナタリーのこの映画の曲のレコードアルバム



この映画のビデオの中で、ナタリーの歌が流れています。


モントリオールの本屋さんでルネとナタリーに関する本を見つけたのは、そんな時。
雑誌コーナーなど見たような見なかったような。。。おぼえていないのですが、この本はすぐに見つけることができました。いくらしたのでしょうか。20ドルくらいかな。2冊購入してしまいました。こういうルネに関する物を見つけた時の感動は。。。山でダイアモンドの鉱石を発見した時のような!といってもダイアモンドの鉱石を発見した経験はないのですが。。。



 表紙カバー

タイトルは、Rene & Nathalie Simard: Les enfants cheris du show-bizz(1983)
「ルネとナタリーシマール/ショービジネスの天使」とでも訳したらいいのでしょうか。
 著者は、秘書をしてルネとナタリーの面倒をみていたクロデイーヌ(姉)とダニエルバチョー(妹)の姉妹(バックカバーに写真がありますね)





裏カバー
 左から、クロデイーヌ、ルネ、ダニエル、ナタリー(1983年)日本での活躍についてのことも写真入りで書かれていますよ。


 先週お話していた「レコード探しの冒険旅行」のことも書きたかったのですが、 それは長くなりそうなので、今回はここで終わりにいたします。最後にまた、いくつか私がモントリオールで購入したルネのレコードアルバムのジャケットを Rene Simard Ebayのページからの画像をお借りして見やすく?まとめてみました。レシピでこの方法が好きになってしまったのでしょうか!(笑)レコード探しの冒険旅行とは?と考えている皆様に、次回の記事のヒントを。。。これは、モントリオールにある、ルネとナタリーのレコードの発売のための配給会社 'Distribution Select' というところまで行くことを決意したのでした!若かったんですよね。。。!で、決行したわけなのです。





記事をこれで終わりにしようとしていたところでしたが、Flickrサイトでコメデイフェステイバルのページがあり、そこで、昨年の11月23日にこのフェステバルのための話し合い、会見などが会った時の様子が紹介されているのに気がつきました。お母さんのように慕っている「雨に唄えば」の舞台演出家のDenise Filiatraultとのいい感じの写真がありました。こんなに以前からこの舞台の準備を始めていたのですね。この日のモントリオールは雪がつもっていたようで、寒そうです。Flickrのページには、このほかにもルネの素敵な画像がたくさんありますからご覧下さいね!




 これは。。。!そうです、ルネの舞台「雨に唄えば」のチケット!欲しかったですね。。。


会見の会場になった建物の外の風景。寒そうですけど楽しそう!真ん中にいる男性のコートのポケットに注目!すでに「雨に唄えば」のチケットが。。。!




では、冬の真ん中でも雪がまったくないニュージーランドのオークランドからアビアント!

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